米国VW、新型「ID.4」のアップグレードを発表!全輪駆動モデルは330馬力にアップし、室内のテクノロジーも強化!

米国フォルクスワーゲンは、2024 年モデルの電動コンパクト SUV「ID.4」の82kWh バッテリーモデルを大幅に改良することを発表した。これには、より高いパフォーマンスを発揮し、推定航続距離の向上が期待できる新しいパフォーマンスドライブユニット、改良されたインフォテイメントディスプレイ、新しいプレミアムオーディオシステムなどが含まれている。新型「ID.4」の価格は、2024年初頭の発売日近くに発表される予定だ。

新型ID.4 全輪駆動モデルは330馬力にアップ!

2024年型「ID.4」82 kWhモデルの大幅なアップグレードのコアは、前年モデルよりも馬力と航続距離を向上させた新しいパフォーマンス・ドライブユニットの導入だ。アップグレードにより、後輪駆動モデルは282馬力、全輪駆動モデルは約330馬力を発揮するようになった。なお、推定航続距離は市場導入間近に公開される予定とされている。

新型「ID.4」は、引き続きテネシー州チャタヌーガで組み立てられ、62 kWhまたは82 kWhのバッテリー、後輪駆動または全輪駆動を選択できる3つのトリムレベル(スタンダードプロ、S、Sプラス)が用意される。

エクステリアでは、ホイールがアップグレードされ、スタイリングが変化した。ID.4のスタンダードAWDモデルには、大径の20インチアルミ合金ホイールが装着され、Sプラス車両は21インチ切削合金ホイールにアップグレードされている。

改良されたインフォディスプレイと再デザインされた室内レイアウト

新型「ID.4」の室内インフォシステムとして、62 kWhのID.4モデルには標準の12インチインフォテイメントディスプレイが引き続き搭載される一方、82 kWhのID.4モデルにはバックライト付きスライダーを備えた12.9インチディスプレイが追加され、より直感的な新しいクライメート・コントロールとインフォメニューも変更されている。また、より操作がしやすいよう、シフトレバーの位置やステアリングホイールのレイアウトも変更されている。

82kWhバッテリーを搭載したSモデルには、前列シート・ベンチレーションが装備され、Sプラスモデルには、9つのスピーカーとサブウーファー、16チャンネルのアンプを備えたharman/kardonプレミアム・オーディオ・システムが装備され、快適性が増している。

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