英国のラッパー兼俳優のパイオニアであるKanoが「ラグビーワールドカップ2023リミテッドエディション・ディフェンダー」とともにステージに登場
ラグビーワールドカップ2023フランス大会のワールドワイドパートナーである「ディフェンダー」。トーナメント前夜に開催されたこのショーは、断固たる決意で逆境から立ち上がり、不屈の精神でラグビー界の変革に貢献している現代のヒーロー、「DEFENDER TRAILBLAZERS(ディフェンダー・トレイルブレーザーズ)」に敬意を表して開催。強い個性を備え、才能あふれる彼らのスチール製の彫像が、「ディフェンダー」と同じ金型から鋳造された。その中には、90歳で今なお現役プレーヤーとしてラグビーを続ける医師、国際的なパラアスリート、そしてフランス初のLGBT+に優しいラグビークラブの創設者などが含まれている。
ローンチイベントの先陣を切って、英国のラッパー兼俳優のパイオニアであるKanoが、「ラグビーワールドカップ2023リミテッドエディション・ディフェンダー」とともにステージに登場。あらゆる地形での並外れた走破性と、非凡な能力で名高い「ディフェンダー」は、現在、Kanoをはじめとする著名なアーティストとの革新的なコラボレーションを通じて、多くの共通点を持つ音楽の世界を探求している。
「ラグビーワールドカップ2023リミテッドエディション・ディフェンダー」は、ディフェンダー110」をベースに、ラグビーワールドカップの優勝国に贈られる有名なウェブ・エリス・カップを披露するためにフランスを巡回しているラグビーワールドカップ2023 トロフィー・カーからインスピレーションを得たユニークな仕様を特徴としている。ボディカラーにはサントリーニブラックとゴールドを採用し、ボンネットスクリプトやアロイホイール、刺繍入りヘッドレスト、ブルーの内装ステッチなどを備えており、23台限定でフランス市場に導入される。
「ディフェンダー」のマネージング・ディレクターであるマーク・キャメロン氏は、このように述べている。
「『ディフェンダー』は限界を押し広げ、人々が偉業を達成するためのサポートを提供します。ラグビーワールドカップ2023のワールドワイドパートナーである『ディフェンダー』は、その誇りを示すローンチイベントで、『ディフェンダー・トレイルブレーザーズ』と呼ばれる先駆者たちを称えています。彼らは、信じられないほどの内なる強さと不屈の精神で、困難を受け入れています」
■「ディフェンダー・トレイルブレーザーズ」
●永山隆一
シニアラグビーチームとして発足した「不惑俱楽部」の現役最年長メンバーでありスポーツを生きがいとする90歳の現役医師。チームメイトとともに年齢差別に取り組んでおり、物理的にピッチに立つことができなくなるまでプレーするつもりだという。「もしラグビーがなかったら、私はどうなっていたか分かりません」 と語っている。
●シリル・リロイ
2023年に創立20周年を迎える、フランス初のLGBT+フレンドリーなラグビーチーム「Les Gaillards」を設立。このクラブには、あらゆる性別、年齢、性的指向、出身地、スポーツを背景とする選手が集まり、ラグビーというスポーツの価値観を中心に活動している。
●ジェイコブ・ピッカリング
14歳のジェイコブは、先天性上肢欠損により左前腕がない状態で生まれた。しかし、それでも彼は幼い頃から大好きなラグビーをプレーすることをやめなかった。9歳でプレーを始め、肉体的な挑戦を楽しむジェイコブはタックルが大好き。
●ザイナブ・アレマ
イスラム教徒の女性ラグビー選手であるザイナブは、イスラム教徒女性のラグビーコミュニティであるムスリマ・ラグビーを運営している。一方で、ガーナのラグビーを支援する非営利プロジェクト「Studs In The Mud」の創設者でもある。彼女は、2022年の「Women of the Future」賞のスポーツ部門の最終候補に選ばれた。
●カイリー・グライムス
2009年にロンドン車いすラグビークラブでプレーを始め、2011年にイギリス代表としてプレーし、その後2012年のパラリンピックに出場。彼女は、人生を変えるほどの脊髄損傷を受けた後、負傷による四肢麻痺者のスポーツ復帰を支援する慈善団体「Regain」への募金を集めるために、ベトナムからカンボジアまで450kmを自転車で走破した。
●イルティカ・アユーブ
インドのカシミール出身の28歳。カシミールの女性および、広範囲なイスラム教徒のコミュニティにラグビーを紹介する活動を行っている。彼女はインド代表としてプレーすることを夢見ており、ジャンムー・カシミール州の最年少ラグビー普及担当役員だ。恐れを知らず、情熱的で強い決意を備えた彼女は、世界中の女性に勇気を与えることを目指している。
※敬称略