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「これからも世界中のお客様の日々の移動を支え、環境にも優しく、いつも身近にあって頼れる相棒のような生活のパートナーとなる製品・サービスをお届けしてまいります」(鈴木社長)
スズキは、1955年10月に日本初の量産軽四輪車「スズライト」を発売して以来、常に独創的でユーザーに求められる商品を提供し、軽四輪車の革新・発展とともに歩み続けてきた。また、1965年には「フロンテ800」を発売し、小型車にも参入した。
海外販売は、1959年に「スズライト」を輸出したことから始まった。1975年にはパキスタンでスズキの四輪車で初めて現地生産を開始し、1983年にはインド、1992年にはハンガリーなど、海外生産拠点の拡充も積極的に進めてきた。インドは、インド国内向けだけでなくアフリカ向けなど輸出向けの生産拠点としての役割も担っている。
今日では日本を含めて世界10カ国に15の四輪車生産拠点を展開し、スズキの四輪車は世界184の国と地域で愛されている。
8000万台の中でも20%を占める「アルト」は1979年の発売以来、44年にわたり多くの方々に愛され、日本の軽四輪車を代表するモデルとなっている。日本の軽四輪車であった「アルト」は日本のみならず世界に広がり、特にインドでは販売台数に大きく貢献している。
このたびの発表に際して、鈴木俊宏社長はこのようにコメントしている。
「多くのお客様にご愛用いただき感謝申し上げます。アルトは累計販売台数で最も多く、スズキの軽四輪車の中でも、そしてスズキの歴史そのものにおいても、極めて重要な役割を果たしてきました。創業者から受け継がれる“お客様の立場になって”という原点に改めて立ち、スズキのモノづくりの根幹を表す『小・少・軽・短・美』の価値をお届けできるよう、一層努力してまいります。これからも世界中のお客様の日々の移動を支え、環境にも優しく、いつも身近にあって頼れる相棒のような生活のパートナーとなる製品・サービスをお届けしてまいります」