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メーカートップクラスの速さを誇るPHEVモデル!
新型RAV4プライムは、RAV4ハイブリッド電気自動車(HEV)の2.5リッター4気筒エンジンの改良型をベースエンジンに搭載している。このエンジンはHEVと同じ176馬力を発生するが、2つの電気モーターと組み合わされ、システム総出力は302馬力を発揮する。これにより、0-96km/h加速はわずか5.5秒とされている。
18.1kWhのリチウムイオンバッテリーパックの残量が少なくなると、プラグを差し込んで充電することができる。オンボードの6.6kW充電器は、標準的な120V家庭用コンセントで約12時間、理想的な条件下ではレベルII充電器で約2時間半でバッテリーを充電することができる。EV専用モードではメーカー推定航続距離67kmを実現している。
RAV4プライムには、EV、HV/EVオート、HV、チャージのハイブリッドシステム運転モードが用意されている。通常は、バッテリー電気自動車と同じように搭載されたバッテリーのみで走行するが、HV/EVオートモードでは、2つの内蔵パワートレインが最適に運用される。急な上り坂や高速走行など、より過酷な状況に直面した場合は、非常に効率的なガソリンエンジンが必要に応じて作動し、その後、シームレスにバッテリー駆動に切り替わる。
ドライバーの運転ルートを学習する高機能システム
駆動系には、RAV4ハイブリッドと同じバージョンの電子制御オンデマンドAWDが採用されている。両モデルとも、リアにマウントされた独立した電気モーターが、発進加速時やトラクションが低下した状況など、必要に応じて後輪を駆動する。舗装路以外では、AWDが登坂性能を発揮する。。ドライバーが選択可能なトレイル・モードでは、空転しているホイールに「ブレーキ」をかけ、接地しているホイールにトルクを送ることで、効率的なオフロード性能を魅せる。
新型RAV4プライムで特筆すべき新機能は、「プレディクティブ・エフィシェント・ドライブ」機能だ。ナビゲーションを使用することで、ドライバーの運転パターンを学習し、走行状況に応じてハイブリッドバッテリーの充放電を最適化する。このシステムは、車両が走行するたびにデータを蓄積し、坂道や信号待ちなどの道路の特徴を「記憶」して、ハイブリッド・パワートレインの作動を調整して効率を最大化する。
高機能システムに負けないプレミアムなSUVルックス
トヨタは、パフォーマンス志向のドライバーのために、新型RAV4プライムにスポーティなSEグレードとXSEグレードを設定している。ブラックのエクステリアアクセント、ブラックダイヤモンド塗装のグリル、シルバー塗装のフロントロアスポイラー、デュアルクロームチップエキゾーストがプレミアムなルックスを完成させている。
SEグレードでは、18インチのペイント&切削アロイホイールでスポーティさを強調。技術満載のコックピットには、バッテリー充電メーター、燃費情報、ハイブリッド・エネルギー・モニターなどの情報を表示する、カスタマイズ設定可能な7インチのドライバーズディスプレイが装備されている。SEグレードには、スポーティなレッドステッチとエンボス加工のシートインサートが施されたファブリックトリムシートが装備される。
また、トヨタのアクティブセーフティシステムである「トヨタ・セーフティセンス 2.5+」が標準装備される。強化された歩行者検知機能付プリクラッシュシステムをはじめ、プリコリジョン・システムは、車両、歩行者、自転車を検知し、特定の条件下で音声/視覚による警告と自動ブレーキを提供するように設計されている。エマージェンシー・ステアリングアシストは、歩行者を検知し、ドライバーの緊急回避ステアリング操作を安定させ、車線逸脱を防止するための追加機能だ。