6速ATを採用し、優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地をさらに向上
ランドクルーザー70シリーズは1984年の誕生以来、約40年間ランドクルーザーの普遍的価値「信頼性・耐久性・悪路走破性」を変わることなく絶えず追求し続け、世界中の過酷な環境下での多様な用途に応えながら、「お客様の暮らしと地域社会を支え続ける」を脈々と受け継いできた。
この70が2015年以来8年ぶりに再販売されることとなった。本格的なオフロード設計、強靭なフレーム、高い基本性能、シンプルなパーツ構造という、シリーズならではの特性はそのままに、継続販売モデルとして進化を遂げたのである。
ボディサイズは全長4890×全幅1870×全高1920mm、ホイールベースは2730mm、最低地上高は200mm。エクステリアは水平、垂直基調とし、道具としての機能性と圧倒的な安定感を創出する、ランドクルーザー70らしいシルエットを継承。一方で、時代性をとらえて細部をアップデートし、デザインを進化させている。
インテリアは水平構成の力強いデザインと、オフロード走行に配慮した機能的レイアウトを継承。シンプルな操作性、多様化する用途に対応しつつ、上質感のある素材を使用し、オーナーを満たす室内空間が創出された。
パワーユニットは204ps/500Nmを発する2.8ℓ直列4気筒直噴ディーゼルターボ「1GD-FTV」エンジン。強靭さを誇る伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった駆動力、制動力制御システムを採用し、高い操縦安定性を実現した。
また、快適な乗り心地をさらに追求するサスペンションの改良、スムーズな運転・操作性へのニーズに応えるため、6速ATを採用し、優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地をさらに向上させている。WLTCモード燃費は10.1km/ℓと発表された。