新型「ホンダ・リッジライン」が販売開始。オフロードチューニングを施したトレイルスポーツも登場!

頑丈でリフレッシュされた2024年型「ホンダ・リッジライン」が米国のディーラーへ導入された。また、新型リッジライン・トレイルスポーツは、週末に冒険を楽しむ人たちのために、オフロードチューニングを施したサスペンション、トレイル対応のオールテレーンタイヤ、スチール製アンダーボディプロテクションなど、オフロードに特化したハードウェアを装備している。新型リッジラインは、スポーツ、RTL、トレイルスポーツ、ブラックエディションの4種の全輪駆動トリムレベルが用意され、リッジライン・スポーツの車両本体価格は39,750ドル(≒579万円)、リッジライン・トレイルスポーツの車両本体価格は44,980ドル(≒656万円)から。

充実した走行装備と車内居住性

米国で設計・開発されている2024年型リッジラインのラインアップは、280馬力の3.5リッターV6エンジン、パドルシフト付き9速オートマチック・トランスミッション、受賞歴のあるトルクベクタリングi-VTM4四輪駆動を標準装備している。標準装備の4モード・インテリジェント・トラクション・マネージメントにより、ドライバーは砂地、雪道、泥道、舗装路など、さまざまな地形に合わせてi-VTM4システムをカスタマイズすることができる。

快適性と機能性をさらに高めるため、2024年型リッジラインの全車インテリアには、大型のアームレストが新たに一体化され、収納スペースが拡大された新しいセンターコンソールが採用されている。センターコンソールの収納ボックスは、フルサイズのタブレットを収納できるようになり、シフトレバー前方の収納トレイは、スマートフォンを2台並べて収納できる大きさに改良されている。リッジラインのデュアルアクションテールゲートとインベッドトランクは、引き続き全モデルに標準装備されている。

キャビン内には、新しい7インチのデジタル計器クラスタと、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応した新しい大型の9インチカラータッチスクリーンが標準装備され、タイムラグのないパフォーマンスを実現するためにプロセッサが高速化された。リッジラインの統合ナビゲーションシステムは、新しいグラフィックと少ないメニューで簡素化されている。

2024年型モデルのすべてのリッジラインには、安全技術と運転支援技術を搭載した「ホンダ・センシング」スイートが標準装備されている。前方衝突警告(FCW)付き衝突軽減ブレーキシステム(CMBS)、車線維持支援システム(LKAS)、車線逸脱警告(LDW)付き道路逸脱軽減機能(RDM)、アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)が含まれている。

オフロード性能を加えたトレイルスポーツ

2024年モデルでは、初のリッジライン・トレイルスポーツが登場し、リッジラインのラインアップにオフロード性能が加えられている。リッジラインの卓越したオンロードでの快適性とクラス最高のハンドリングを犠牲にすることなく、アーティキュレーションとオフロードでの乗り心地を向上させるオフロードチューンドサスペンションなど、堅牢な専用ハードウェアが採用されている。

また、トレイルスポーツには、鋭利な岩やオフロードの危険からオイルパンを保護するスチール製アンダーボディプロテクションや、リッジライン初のオールテレーンタイヤが追加され、その堅牢な性能をさらに高めている。標準装備のゼネラルグラバー A/T スポーツタイヤ(245/60R18)は、新しいピューター18インチホイールに装着され、ダート、砂、泥、岩場、雪道でのTトラクションを大幅に向上させながら、路上では静かで快適な乗り心地を保つ。

トレイルスポーツモデル専用色として、2023年モデルの新型パイロット・トレイルスポーツに採用された「ディフューズド・スカイ・ブルー」が新たに設定され、リッジラインの堅牢なデザインが際立っている。トレイルスポーツのキャビンは、ステアリングホイール、ドアパネル、シートに施されたオレンジ色のコントラストステッチで際立ち、フロントシートのヘッドレストには「TrailSport」のロゴが刺繍され、標準装備のオールシーズンラバーフロアマットには型押しが施されている。

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部