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日産自動車は、日産グループの学校法人日産学園 日産・自動車大学校の学生が制作したカスタマイズカーを、東京オートサロン2024に展示すると発表した。日産・自動車大学校は全国に5校(栃木校・横浜校・愛知校・京都校・愛媛校)があり、自動車整備の国家資格取得を目指す学科に加えて、モータースポーツ系や車体系(板金・塗装)の課程を持つ自動車整備専門学校だ。今回、愛知校・京都校の学生たちが車体系の課程を終え、授業の集大成として制作した3台の車両を出展する。
『ELGLAND GLASSIER』 日産京都自動車大学校
自動車整備・カスタマイズ科 4年生制作 制作期間6カ月
日産京都自動車大学校の学生が制作した『ELGLAND GLASSIER』は、両親と二人の兄弟と祖父母、仲の良い6人家族が乗ることを想定し、家族全員でキャンプを楽しみ、笑顔が絶えないクルマを目指した。車高はベース車両のエルグランド(E52)から4cmアップし、ルーフには大型テントも設置した。また、学生らしい「今ドキ感」を感じさせる一直線のテールランプをあしらい、スタイリッシュな印象に仕上げた。
SETO』 日産京都自動車大学校
自動車整備・カスタマイズ科 4年生制作 制作期間6カ月
同じく日産京都自動車大学校の学生が制作した『SETO』は、ユニークで可愛いパイクカーに仕上げることを目指した。エクステリアはベース車両のキューブ(Z12)に、ブルーバード(410)のフロントフェイスとテールランプを組み合わせた。ヘッドライトは「現在」感を意識し、ハロゲンではなくLEDを取り付けた。
Adonis SKYLINE』 日産愛知自動車大学校
自動車整備・カーボディーマスター科 3年生制作 制作期間2.5カ月
最後に、日産愛知自動車大学校の学生が制作した『Adonis SKYLINE』は、「誰もが夢中になってしまう美少年のようなクルマ」を目指した。ベースはスカイライン(ER34)で、スカイラインの流麗なボディラインはそのままに、5㎝ワイド化して堂々としたフォルムを実現した。