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2023年外国メーカーモデル別新車登録台数
では、さっそく輸入車(日本メーカーの逆輸入車は含まない)の2023年TOP20を見ていこう。
20位~11位
11位:メルセデス・ベンツGクラス 5,360台
12位:BMW2シリーズ 5,017台
13位:メルセデス・ベンツGLC 4,577台
14位:フォルクスワーゲン・ポロ 4,214台
15位:BMW X1 4,092台
16位:ジープ・ラングラー 4,078台
17位:メルセデス・ベンツGLA 4,070台
18位:ランドローバー・ディフェンダー110 4,066台
19位:アウディQ3 3,843台
20位:メルセデス・ベンツAクラス 3,445台
2020年にTOP3だったメルセデス・ベンツAクラスが20位になっているのが目を惹く。また、高級SUVの代表格であるメルセデス・ベンツGクラスが5,360台も売りあげ、11位に入っている。
10位~6位
6位:BMW3シリーズ 6,046台
7位:ボルボ60シリーズ 5,992台
8位:メルセデス・ベンツGLB 5,741台
9位:アウディA3シリーズ 5,736台
10位:ボルボ40シリーズ 5,617台
ボルボは40シリーズ(10位)よりも、60シリーズの方が売れている。40シリーズは、XC40(とC40)だが、60シリーズは、SUVのXC60、ワゴンのV60、セダンのS60のバリエーションがあるからだろうか。
第5位:フォルクスワーゲンT-Cross 6,179台
第4位:フォルクスワーゲンT-Roc 6,596台
第3位:メルセデス・ベンツCクラス 9,240台
メルセデス・ベンツCクラス
第2位:フォルクスワーゲン・ゴルフ 10,723台
第1位:BMW ミニ 17,796台
結局、日本人はミニが大好きなのだ。さまざまなボディタイプとパワートレーンのワイドバリエーションがミニを選びやすくしているのかもしれない。かつては、輸入車トップはフォルクスワーゲン・ゴルフの定位置だったが、じつはミニのトップは、ここ数年続いている。
過去20年の輸入車TOP5の推移
JAIAの統計データの2003~2023年(21年間)輸入車(外国メーカー社モデル別新車登録台数順位の推移)からTOP5だけを抜き出してみた。
2003~2012年
見てわかるとおり、ゴルフの圧勝だ。輸入車といえば、ゴルフだったのだ。しかも軒並み2万台以上売れていた。
2004年まではゴルフⅣ、2004~2009年はゴルフⅤ、2009~2013年がゴルフⅥだった。ゴルフⅧはトップの座に就けていない。
ゴルフの次に売れていたのはBMW3シリーズだ。2003年から9年連続2位。E46型/E90型の人気が高かった。
2013~2023年
前述したとおり、2016年からはずっとBMWミニがトップである。