適合は500車種以上! Blu-rayに有機ELディスプレイも備える! パナソニック『ストラーダ』は超高画質と“極”サラウンドが魅力!【CarGoodsMagazine】

シーンに応じて手軽にエフェクト効果を切り替えられるオーディオチューンでは、音質効果のみならず、周囲の騒音に即した適応調整も可能になる。
パナソニック・ストラーダの最高峰『F1X PREMIUM 10』といえば、圧倒的な高画質のイメージが根強い。市販カーナビ唯一となる有機ELディスプレイの採用に、ブルーレイディスクプレヤーの内蔵と、自宅のテレビ以上のハイスペックを車内に持ってこられる稀有な存在としても知られている。けれどその高精細な画質も、それに見合うだけの音を伴わない限り、これほどの高評価にはならなかっただろう。

次々と積み重ねられる、音作りのブレイクスルー

Panasonic『Strada Cn-F1X10BGD(実勢価格:26万円前後/税込)』
ストラーダ・カーナビステーションの最上位に位置する、DYNABIGをコンセプトにするFシリーズ。いまや取り付け可能車種は500を超え、有機ELやBlu-rayを活かす、圧倒的な高画質を多くのユーザーにもたらしてくれる。

画質の向上に負けず劣らず、音の能力も段階を追って飛躍的に高められている。近年における最初のブレイクスルーは、カスタムパワーアンプの採用だった。パナソニック製のオリジナル部品を投入することにより、より粒だった音にでき、高域を伸ばして空気感を高められたという。人には認識できにくい領域まで含め、音の広がりに貢献する度合は大きなものだった。

オーディオ面のとりまとめを一手に負う、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社 インフォテインメントシステムズ事業部 主任技師・田食氏に話を聞いた。ここでのレポートは、その要点をまとめたものだ。

2021年に新しいプラットフォームが導入された際には、そこからさらに能力向上を果たす。原音を忠実に再現する高音質オペアンプに、歪みを最小限に留めて音の輪郭を明瞭にできるフィルムコンデンサー、そしてノイズを効果的に除去するチョークコイルと、こぞって採用に踏み切った高音質パーツは多岐に渡る。とりわけパナソニックでは、一般的なレベルと比べて定められるる自社基準がより厳しいだけに、高性能を生むがゆえの耐久力低下は、わずかばかりも許容されない。2021年のタイミングにして、ようやく必要耐久を備えるに至ったがゆえの部品採用ということだろう。

オーディオ能力を大きく引き上げる契機ともなったカスタムパワーアンプ。「Strada」のロゴが刻印されているのを見ても分かる通り、専用開発されたものだ。

スタジオマスターサウンドを手軽に、かつ誰しもに

そして、満を持して投入されたものこそ、これまたパナソニックブランドとなるオリジナルのDSPだった。何よりの動機はサラウンド効果の創出にある。既存のものだとスペック的に到底求めることができない高いレベルを狙ったがゆえだ。
この音質向上の象徴ともいえるのが、ストラーダでお馴染みの、音のプロ集団“ミキサーズラボ“が監修したサウンドセレクトモード「音の匠」に、新たに追加された『KIWAMIサラウンド」モードだ。サウンドではなく、サラウンド。リビングにおけるホームシアターに近づけるような臨場感溢れる音を得ることができる。

2ステップ目の飛躍に繋がる主要因となったフィルムコンデンサー。壊れやすい繊細な部品ながら、厳格な自社基準にかなうレベルにまで耐久性が上がり、ついに採用するに至っている。

そもそもストラーダで理想とされる音は、厳密に言うと原音という表現に留まらない。追い求められるのはスタジオマスターサウンド。原音が全ての人にとって心地よくなるとは限らず、すべからくファインチューニングされた音をアウトプットするという考え方だ。

先々のロードマップを見据えて、かなりのポテンシャルを持たされたオリジナルのDSPにも「Panasonic」のロゴが刻まれる。

しかも細かな設定なしに、音の匠モードによるプッシュセレクトだけでこれが可能になる。カーメーカー純正のオーディオ環境を前提におき、メインユニットの交換だけでパナソニックが理想とする視聴環境を手に入れられることを考えても、その手法は実にスマートだ。

高音質化の恩恵は音楽だけに留まらず、映像効果にも多大なる貢献をしてくれる。ブルーレイディスクでもレコーダーリンクでも、高い音響効果と相まって没頭感を高めてくれる。

何より特筆すべきは、この効果を車種を選ばずに広く受けられる点。500車種を超える取り付け可能な適合情報は、全てパナソニック自社による現車確認が前提となる。レンタカーの手配も含め膨大な数の実車を確認した上で、車内の大きさや造形を問わず、どんなクルマに付けても効果を発揮するチューニングがなされているということだ。
世代、性別を問わず、どんな人にも体験できる手軽な高性能として、パナソニックのスタジオマスターサウンドは限りなく敷居が低い。こんな点にも注目だろう。

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…