日産e-POWERが欧州で累計10万台を突破!エクストレイルとキャシュカイに搭載

欧州日産はこのほど、欧州市場でのe-POWER搭載車の販売が10万台を突破したと発表した。e-POWERは2022年9月から欧州に導入され、1月29日の時点で「キャシュカイ e-POWER」が累計6万5367台、「エクストレイル e-POWER」が累計3万4663台販売された。

「電気自動車と同じ100%モーター駆動のクルマならではの、快適で優れた走行性能を楽しみたいお客さまにとってe-POWERは最適な選択肢です」(欧州日産デイビッド・モス氏)

ご存じのように、e-POWERは発電専用の高効率エンジンで電気を発電し、その電気を使ってモーターのみで走るパワートレイン。BEVと同じ100%モーター駆動のため、BEVのように高い静粛性や運転しやすさを実現し、ユーザーから高い評価を得ている。

街中を走行するような大きな出力を必要としないシーンでは、エンジンは発電せず電気のみで走行。比較的大きな出力が必要な場合は、エンジンが発電し、モーターに動力を供給しながらバッテリーを充電する。最大出力が必要な時には、エンジンとバッテリーの両方からモーターに電力を供給するなど、シーンに合わせて最適な発電を行う。さらに、道路状況に応じてもエンジンの発電を制御。路面の状態や車速をセンシングし、走行音が静かな時は極力エンジンを稼働せず、走行音が発生している時のみエンジンが発電する制御を行うことで、高い静粛性を実現している。

このたびの発表に際し、日産AMIEO (アフリカ、中東、インド、欧州、オセアニア)の商品戦略およびプライシング担当のバイスプレジデント、アーノルド・シャルペンティエ氏はこのように述べている。
「私たちは、日産独自の技術であるe-POWERのすばらしさを、効率性と優れた運転体験の両方を通じて、『キャシュカイ』と『エクストレイル』をお選びいただいたお客さまに認識していただけたことを誇りに思います。2022年9月のe-POWER導入以来、このようなマイルストーンを達成できたことは、大胆かつ革新的な我々の商品企画やエンジニアリングの功績です」

そして、欧州日産のリージョナルSVPで研究開発を担当するデイビッド・モス氏は「e-POWERは当社の電動化戦略の重要な鍵を握っています。完全に電気自動車へとシフトするにはもう少し時間がかかると思いますが、電気自動車と同じ100%モーター駆動のクルマならではの、快適で優れた走行性能を楽しみたいお客さまにとってe-POWERは最適な選択肢です」と述べた。

キャシュカイ

2021年に発売された三世代目の「キャシュカイ」※は、欧州市場にクロスオーバーのパイオニアとして地位を確立。目を引くデザインと少し視界の高い運転席、俊敏な走り、そして思い通りに運転できる性能に加え、上質さを兼ね備えたモデルだ。高い評価を得た、初代、二世代目と同様に、現行モデルはロンドン中心部にある日産デザイン・ヨーロッパでデザインされ、同じく英国にある日産テクニカルセンター・ヨーロッパ社で開発。最先端技術を備えたサンダーランド工場で生産されている。
※三世代目「キャシュカイ」はガソリンモデルを2021年に発売後、e-POWERモデルを2022年に発売

エクストレイル

一方「エクストレイル」は、冒険が好きなファミリーをターゲットとするSUV。e-POWERと4輪制御技術の「e-4ORCE」を組み合わせ、今までにないワクワク感を提供する。日常の外出から週末の家族や友人とのおでかけまで、様々なシーンにおいて理想的なパートナーとなるクルマだ。日産自動車九州工場で生産されており、20年以上にわたり世界中のユーザーにワクワクを届けてきた。四世代目となる現行モデルも、これまでの三世代すべてに流れるDNAが踏襲されている。

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