ブリヂストンがタイヤの美しさを表現した企画展「円の美学」を東京・京橋のショールーム「ブリヂストン クロス ポイント」で開催中!

ブリヂストンは10月4日から、東京・京橋のミュージアムタワー京橋1Fにあるショールーム「Bridgestone Cross Point」(ブリヂストン クロス ポイント)で、ブリヂストンのデザイナーによる初の企画展「円の美学」を開催中だ。

デザイン専門誌で広告展開してきたビジュアルを使用。その美しいビジュアルから今まで見たことのないタイヤの一面に気付ける

この企画展は、ブリヂストンのデザインプリンシプルに基づく「BRIDGESTONE DESIGN」の「美学」を表現するもので、プロダクトに宿る「円の美学」を美しいビジュアルとともに伝えるものだ。

会場となるミュージアムタワー京橋には、「創造の体感」をコンセプトにした「アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)」があり、多くの方々が足を運ぶ京橋地区の注目スポットになっている。ブリヂストンは、このミュージアムタワー京橋1Fにブリヂストングループのデザイン・ブランドを核とした社内外交流・共創活動の拠点として、「Bridgestone Cross Point」を開設。オフィスフロアにはブリヂストンのコーポレートデザイン部門が入り、東京都小平市や神奈川県横浜市にある研究開発拠点の再構築と連動して、デザインを中心としたイノベーションを加速させている。

「円の美学」は、ブリヂストンのデザイナーが手がける初めての企画展。ブリヂストン・デザイン部でアートディレクターを務める酒本康平さんは「タイヤメーカーが、デザインをテーマに積極的に外部にその思想を発信するということは、これまであまりなかったことだと思います。この企画展は私たちにとって新たな挑戦ともいえるものです」と語る。彼らの想いはこうだ。
「ブリヂストンは『ブリヂストンらしさ』を表現するためのアプローチとして3Cというものを掲げています。『Care:安心』、『Confidence:信頼』、『Creativity:創造力』という3つの頭文字をとったもので、この3つによって“社会の進歩に貢献する”という想いを込めたものです。さらに、『Care』に対して『Natural Harmony』、『Confidence』に対して『Simple and Meaningful』、『Creativity』に対して『Sophisticated Aesthetic』という、3Cに紐づく『美しさ』を基本原理としたデザインプリンシプルを定めています。今回の企画展はこのデザインプリンシプルに基づいて私たちが制作したものです。これをきっかけに、ブリヂストンのデザイン思想をしっかり発信していきたいと思っています」

タイヤの機能美、「円の美学」を表現する今回の企画展は、デザイン専門誌で広告展開してきたビジュアルを用いたもので、その美しいビジュアルから今まで見たことのないタイヤの一面に気付くことができるはずだ。

館内の展示では、完全性の美を表現した乗用車用タイヤ「REGNO GR-XI」や、力強い造形美を表現した農業機械用タイヤ「VT-TRACTOR」など、ブリヂストンの二輪、四輪、さらには月面探査車用タイヤまで、さまざまなタイヤ製品とそのデザインを紹介。

「私たちは今年からタイヤの造形美にフォーカスしたデザインに力をいれてきました。ただ円が美しいということだけではなく、そこに秘められた機能もしっかりと伝えていかなければなりません。これらのビジュアルを作るうえで難しいのは、タイヤは溝1本1本それぞれに与えられた機能があり、技術の歴史があり、製品によってはそのタイヤがこれまで培ってきたブランドもあるということ。単に面白さを伝えるのではなく、タイヤの持つ様々な魅力を感じとってもらい、興味をもってもらいたいと思っています」と酒本さん。

株式会社ブリヂストン BRIDGESTONE DESIGN部の酒本康平さん(写真左)と石川直子さん(同右)

そして、酒本さんとともに今回の展示を企画した空間デザイナーの石川直子さん(ブリヂストン・デザイン部)は、今回の企画展に込める想いを次のように語る。
「これまでは雑誌の広告のビジュアルだけのコミュニケーションだったので、いったい何なのか? と思われていた方も多いかもしれません。今回の展示では奥へ奥へと進んでいっていただくと、私たちのデザインに込めた想いやひとつひとつのビジュアルに込めた意図が理解いただけるようになっています。ぜひ会場の奥まで進んでいただき、ブリヂストンのデザインを楽しんでいただければと思っています」

企画展「円の美学」は、現役のデザイナーをはじめデザインに興味がある方やデザインを学ばれている方はもちろん、これまでまったくデザインに興味がなかったという方でも楽しめるものになっている。ブリヂストンのデザイナーたちがデザインに込める想い、タイヤデザインの面白さ、そしてその深い世界の片鱗が感じられるものになっている。

なお、来場時はショールーム内の展示と合わせて、八重洲通りに面した外展示にもご注目。ショールーム内の展示では「円の美学」、ショールーム外では「線の美学」をテーマとして、タイヤの実物やビジュアル、映像でタイヤの過去、現在、未来が紹介されている。

●ブリヂストン クロス ポイント企画展「円の美学」
・展示場所:ブリヂストン クロス ポイント ショールーム(東京都中央区京橋1-7-2ミュージアムタワー京橋1F)
・公開時期:2021年10月4日(月)〜12月17日(金)予定 ※土日祝日を除く。公開期間は変更となる場合があります
・公開時間:7:30〜20:00
・入場料:無料

●ブリヂストン公式サイト

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