スズキは現在、主力軽トールワゴン「ワゴンR」次期型を開発中と思われるが、その最新情報を入手するとともに、次期型の予想CGを制作した。
初代ワゴンRは、全高を高く、キャビン内を広く設計するなど、それまでの軽自動車の概念を覆す斬新なデザインで1993年に登場した。6代目となる現行型は2017年にデビュー、2022年には新たな派生モデルとなる「ワゴンR カスタムZ」が導入されているが、いよいよ7代目へフルモデルチェンジが期待されている。
予想されるエクステリアデザインは、サイドタイヤハウスラインを大きく取り、ワイド感を強調。アンダー部分は大きく凹ませたウイング状のデザインとなりそうだ。ヘッドライトデザインは半円で、その中に大きな丸目ライトを装備、アンダー部分は両ディフューザーを全面に出し、立体感をもったものが予想される。
キャビン内では、「スズキコネクト」最新世代が採用され、タッチ式大型インフォテインメントディスプレイを装備すると思われる。
パワートレーンは、660cc直列3気筒自然吸気エンジンをはじめ、大幅に改良されるマイルドハイブリッドシステムを採用した直列3気筒モデルがラインアップされるほか、ストロングハイブリッドも噂されている。また最大の注目は、予想CGを制作したフルエレクトリックバージョンの導入だろう。
同ブランドでは、2030年までに6車種のBEVモデルを導入する計画を発表しており、「ワゴンR」や「エブリイ」に導入が予想されており、ワゴンR次期型のワールドプレミアは、最速で2024年秋、遅くとも2025年初頭には期待できるそうだ。