プロトタイプを見ると、2022年に公開された「プレシジョンEVコンセプト」に酷似していることがわかる。プレシジョンEVを反映した最初のモデルは、ブランド初のEVとなる「ZDX」とみられるが、今後ほかモデルにも流用される可能性がありそうだ。
画像をみるとフロントオーバーハングが異常に長いことがわかる。バンパーに統合されているグリルは、通気口の領域がかなり小さそうで、ヘッドライトは、ワイドなV 字型のライト バーで接続されているように見える。後部では、デュアルエキゾーストパイプを装備しており、このモデルが内燃機関エンジンを搭載していることがわかるほか、シャットラインがないため、リフトバックセダンのようにも見える。
ただし、從來のドアハンドルもなく、初期プロトタイプのようで、今後デザインが大きく変化する可能性もあるだろう。
初代TLXは2014年にデビュー、現行型となる第2世代は2020年に発売されており、第3世代は今後数カ月で登場することはないとみられる。おそらくワールドプレミアは2026年以降になると予想される。