ポルシェ「Alias 3Dモデラー」で働くプロデザイナーのLukas Wenzhofer(ルーカス・フェンツォーファー)氏が、休憩の合間に制作したというこのモデルは、「BMW 03クーペEVコンセプト」と命名。M2やM4より攻めたデザインとなっている。
全長は4.469mmで、全世代のM2(F87)に匹敵。フルエレクトリックパワートレインと、伝統的な後輪駆動レイアウトを備え、BMW「ノイエク・ラッセ」アーキテクチャーと互換性を持つよう設計されている。
同氏によると、ブランドの新たなデザインの方向性を探求し、「他とは違う、純粋な」ものを生み出すことを目指し、クラシックモデルと現代モデルの両方の象徴的な形状からインスピレーションを得たという。
そのデザインは、ローダウンされたボディにワイドなフェンダーが際立っている。キドニーグリルはかつてないほどコンパクトに設計され、スリムで下部へ広がるヘッドライトユニットも斬新だ。
側面では、伝統にホフマイスターキンクを維持、フラッシュドアを装備している。後部では、一体型スポイラーを装備、ストリップで接続された超スリムなLEDテールライトは、作動していない時は隠される仕組みだという。
全長は4469mmで、全世代のM2(F87)に匹敵、フルエレクトリックパワートレインと、伝統的な後輪駆動レイアウトを備え、BMW「ノイエク・ラッセ」アーキテクチャーと互換性を持つよう設計されている。
ルーカス・ウェンツォーファー氏は、「オペル ロックスe-エクストリームコンセプト」で、世界的なステランティス・コンテストで優勝したこともある著名なデザイナーだ。果たしてワンオフモデルなどでデジタルの世界から現実の世界へ移行することはあるのだろうか、期待したい。