初のBEVモデルと噂される「グランドツアラー」の予想CGを公開
CGを公開したのは、デザイナーのアルバン・ラライラー氏とアレクサンドル・ベルニーニ氏だ。二人ともイタリアのデザイン科の学生5年生で、初のBEVモデルと噂される「グランドツアラー」を想定、この車をフェラーリ「アルト」と名付けた。
フロントエンドは非常にシャープで、際立つスプリッターと全幅に広がるLEDライトバーを備えている。側面では印象的なフロントクォーターパネル、スポーティーなサイドスカートを装備、従来のサイドミラーが完全に排除された曲線美のドアパネルが特徴だ。
リアエンドには、スリムなLEDライトバーを配置、張り出したリアスポイラーが装着され、大胆なディフューザーのすぐ上には、F1からインスピレーションを得たサードブレーキライトを備えている。
現在フェラーリは、EVについては口を閉ざしているが、昨年末、同社のベネデット・ヴィニャ最高経営責任者(CEO)は、すでにEVのプロトタイプを運転したことを明らかにした。また後車軸近くのスピーカーから疑似エンジン音を発する「再生装置」の特許を申請したことも明らかになった。
量産EVスーパーカー時代がいよいよ幕を開けそうだ。