マツダ2は、2014年から販売されていた第4世代「デミオ」が大幅改良された2019年に「MAZDA2」としてリボーンした。一部報道では、モデル廃止も囁かれていたが、満を持して10年ぶりのフルモデルチェンジとなる。
次期型のエクステリアデザインだが、面の凹凸を流麗にデザインした、マツダ独特のフォルムを採用、魂動デザインの進化がみられそうだ。フロントエンドでは、「CX-60」などのブランドデザインを流用、シャープなヘッドライトには、二段型プロジェクターを内蔵。またアンダーグリルは、前面に押し出したデザインとなり、そのデザインに合わせたディフューザーもオシャレな仕上がりが期待出来そうだ。
キャビン内では、最新の「ニューマツダコネクトインフォテインメントシステム」を搭載すると見られる。
パワートレーンは、1.5L直列3気筒ガソリン+マイルドハイブリッドの「SKYACTIV-G1.5」、およびディーゼルの「SKYACTIV-D1.5」をラインアップするほか、1.5L直列3気筒「SKYACTIV-X 1.5」が導入されると予想。SKYACTIV-Xは、ガソリンエンジンで圧縮着火を制御する技術を世界に知らしめた画期的エンジンで、現在は2.0L直列4気筒を展開している。
そして目玉はロータリーエンジンの採用だろう。「MX-30 ロータリーEV」に搭載されている830ccのロータリーエンジン(8C型)と電気モーターを組み合わさ、17.8kWhのリチウムイオンバッテリーを積むと思われる。
次期型マツダ2のワールドプレミアは、2024年秋と予想される。