流石は北米の名門!BMW撤退後も毎年勝利を重ねるアンドレッティは王者デニスの連覇を目指す【フォーミュラEチーム&ドライバー紹介】

フォーミュラEの東京E-Prix開催まで1週間を切っている。今季のFIAフォーミュラE世界選手権に参戦する11チームと22名のドライバーを紹介するこの企画、今回は昨季のドライバーチャンピオンを擁するアンドレッティを扱う。

Andretti Formula E

アンドレッティ・オートスポートは、北米モータースポーツ界のレジェンド、マイケル・アンドレッティが創設したチーム。アメリカを代表する名門のひとつであるアンドレッティはインディカーシリーズのほか耐久レースなどにも活動の場を広げており、近年はF1参入を目指している。

そんなアンドレッティはフォーミュラEには2014/15年のシーズン1からエントリーを続けている。同シーズンは4度のポディウムフィニッシュを果たすなど存在感を示しながらも、シーズン4までは未勝利のままでいた。

転機となったのはシーズン5。それまでもBMWの支援を受けてきたアンドレッティだったが、第2世代マシン「Gen2」が導入されるタイミングでチーム名は「BMW i アンドレッティ・モータースポーツ」となり、BMWのワークスチームとなったのだ。そして同シーズンの開幕戦ディルイーヤE-Prixで初勝利。以降BMWが撤退するシーズン7までに7勝を挙げた。

BMWを失ってからも毎年1勝を挙げているアンドレッティは昨季、チームタイトルは逃したものの、ジェイク・デニスがドライバータイトルを獲得。今季はデニスと新加入のノーマン・ナトのコンビで戦っている。

■アンドレッティ・フォーミュラE
チーム代表:ロジャー・グリフィス
本拠地:アメリカ インディアナポリス
マシン:Porsche 99X Electric Gen3
パワートレイン:ポルシェ

●シーズン10成績(第4戦サンパウロE-Prix終了時点)
最高位:1位(1回)
獲得ポイント:47ポイント
ランキング:5位

●通算成績(シーズン10第4戦サンパウロE-Prix終了時点)
レース数:120
優勝回数:11
表彰台獲得回数:33
ポールポジション獲得回数:12
チャンピオン獲得回数:0

No.1 ジェイク・デニス

ジェイク・デニス

イギリス出身のジェイク・デニスは現在28歳。カートからレースを始めると2011年にフォーミュラへステップアップした。FIAフォーミュラ3ヨーロピアン選手権を経て、2016年にGP3シリーズ(現FIA F3選手権)にデビュー。ルーキーながらランキング4位に入った。また、この年にはFIA世界耐久選手権(WEC)にもエントリーし、シングルシーター以外も経験。2019年にはアストンマーティン陣営からドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)を戦った。フォーミュラEにはシーズン7にBMW i アンドレッティ・モータースポーツからデビュー。以降アンドレッティで戦い続け、シーズン9には2勝を含む11度のポディウムフィニッシュを果たし、世界チャンピオンに輝いた。

●シーズン10成績(第4戦サンパウロE-Prix終了時点)
最高位:1位(1回)
獲得ポイント:38ポイント
ドライバーランキング:5位

●通算成績(シーズン10第4戦サンパウロE-Prix終了時点)
レース数:51
優勝回数:6
表彰台獲得回数:18
ポールポジション獲得回数:5
タイトル獲得回数:1

No.17 ノーマン・ナト

ノーマン・ナト

31歳、フランス出身のノーマン・ナトは、ジュニアフォーミュラで経験を積んだ後、フォーミュラ・ルノー3.5やGP2シリーズ(現FIA F2選手権)などに参戦。FIA世界耐久選手権(WEC)など耐久レースシリーズでも活動し、2020年のル・マン24時間レースではレベリオン・レーシングのLMP1マシンを駆り、トヨタに次ぐ総合2位に入った。フォーミュラEにはシーズン7にROKiTベンチュリー・レーシングからデビューし、ルーキーながら優勝を果たす。昨季はニッサン・フォーミュラEチームでポディウムフィニッシュを果たす活躍を見せ、今季アンドレッティ・フォーミュラEに加わった。

●シーズン10成績(第4戦サンパウロE-Prix終了時点)
最高位:6位
獲得ポイント:9ポイント
ドライバーランキング:13位

●通算成績(シーズン10第4戦サンパウロE-Prix終了時点)
レース数:37
優勝回数:1
表彰台獲得回数:2
ポールポジション獲得回数:0

キーワードで検索する

著者プロフィール

MotorFan編集部 近影

MotorFan編集部