昨今では、コンパクトカーやビジネスバンでもカスタマイズを楽しむドライバー層にまで需要の広がりを見せており、今回、このトレンドに対応してサイズラインナップを拡充
「オープンカントリー」シリーズは、SUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランド。同社はこれまで、世界的に過酷なオフロードレースといわれる「ダカールラリー」や「バハ1000」などの参戦チームに同シリーズのタイヤを供給し、数々の好成績を収めてきた。これらの経験によって得られた知見を商品開発にフィードバックしており、磨かれた基本性能とアグレッシブなパターンデザインは、大型SUVの本場、北米市場で多くのユーザーから確かな支持を受けている。
2020年、デザイン性に加えて、さまざまな気象条件や路面状況での走行にバランス良く対応したA/T(All Terrain:オールテレーン)タイプの「オープンカントリーA/T Ⅲ」を北米で発売。2年後の22年には、国内でのSUV人気の高まりを受け、日本市場向けにスペックをチューニングした同モデルが投入された。
発売以来、アウトドアを始め、クルマにファッション性を志向するユーザー、カスタマイズを楽しむドライバーの間で高い評価を得ている。さらに昨今では、コンパクトカーやビジネスバンでもカスタマイズを楽しむドライバー層にまで需要の広がりを見せており、今回、このトレンドに対応してサイズラインナップを拡充する運びとなった。なお、サイドウォールにはブランド名や商品名を白く立体的に表記する「ホワイトレター」を採用している。