オーナーのガチ評価は? 世界中でまだまだ現役の激シブSUV! | スズキ エスクード | これがオーナーの本音レビュー! 「燃費は? 長所は? 短所は?」 | モーターファン会員アンケート(2024年4月版)

スズキ エスクード 現行型4代目モデル(ギャラクティックグレーメタリック)
スズキ エスクードは、我が国におけるクロスオーバーSUVの先駆けとして知られるクルマだ。Motor-FanTECHの会員の方々にもオーナーがいる。そのオーナーにアンケートを実施。オーナーだからこそわかる燃費、不満、良いところを見てみよう。

現行型4代目 TD/YE系 (2015年~)

ハイブリッド 2022年モデル(スフィアブルーパール グレー2トーンルーフ)

“クロスカントリーセダン”を開発コンセプトに本格クロスカントリー車と乗用車のクロスオーバーして生み出された、我が国のクロスオーバーSUVの草分けとも言える1台がスズキのエスクードだ。現行型は2015年にデビューした4代目モデル。エスクードは歴代、ほとんど先代モデルとは関係の薄い作られ方をしてきたというユニークな特色を持つが、この4代目はラダーフレーム+後輪駆動ではなく、スズキの別系統のクロスオーバーSUVであるSX4 S-クロスとの共通設計でFF車となっている。この根本的かつ大幅なコンセプト刷新のため、2017年4月まで先代モデルが『エスクード2.4』の名で併売された。4代目モデルも先代同様に国際戦略車であり、このため欧州車風味の強い仕上がりとなっている。2015年からハンガリーにて生産がスタート。2021年に一時販売が終了するも、2022年4月よりマイナーチェンジを経て販売が再開された。現行最新モデルはパワートレインが欧州向けモデルと共通のストロングハイブリッド仕様となって燃費性能も大幅に向上。先進安全装備もバージョンアップして標識検知機能が追加されるなど、大幅にパワーアップした仕上がりとなっている。

■2022年式 「4WDが必要と思われる雪の降る地域でハイブリッドを探している人にはこれが一番!」

ニックネーム:ムック 年式・グレード:2022年式 性別:男性(40代) 居住地域:北海道

ニックネーム:ムック 年式・グレード:2022年式 性別:男性(40代) 居住地域:北海道

排気量:1.5ℓトランスミッション:DCT

平均燃費:15km/ℓ(街中では13km/ℓほど。郊外遠出ではカタログ値を超える20km/ℓ超えもありました)

長所:スズキ初と言っていいオールグリップ4WDでスポーツモードにすると抜群の走行性能を発揮。峠やワインディングロードも楽しく走れます。街中ではモーター走行で静かに力強く走り、エンジンが始動しても静かでシングルクラッチのDCTですが変速時にモーターのアシストもあり変速ショックもあまり気になりません。

短所:ハイブリッドバッテリーが切れたあとはモーターのアシストもなくなるので、峠などで長い登りが続くと普通の1500ccエンジンの車と変わらずちょっと非力な感じが残念。また、後席足下の空間と荷室の容量がもの足りない…荷物をたくさん積んで3人以上で遠出となるとちょっと大変かなぁ。

評価

外観:★★★★★ シャープなヘッドライトを中心に、全体的にひと目でエスクードどわかるスタイル。

室内:★★★★☆ 人工皮革とスエード調のシート生地がいい感じ。先進感こそないが安っぽい感じはない。

走行性能:★★★★☆ 必要充分。

燃費性能:★★★★★ プロペラシャフトのある電子制御の本格的4WDでこれだけの燃費が出れば上等。

装備:★★★★☆ スズキコネクトや電子パーキングブレーキがあれば…。

満足度:★★★★☆ 1モーターのハイブリッドなので多くは求められませんが、動力性能と普段遣いの燃費がもう少し良ければ満点です。

このクルマの購入を検討している人にひと言

「4WDが必要と思われる雪の降る地域でハイブリッドを探している人にはこれが一番! ハイブリッドで燃費も良いのがいいけど、悪路や運転の楽しさも忘れたくない人には後悔しないです」

3代目 TA/TD系 (2005~2017年)

2012年モデル(クエーサーグレーメタリック)

2005年に登場した3代目モデルは、海外市場では2代目グランド・ビターラとなる国際戦略車だ。先代の2代目モデルと異なり、“ビルトインラダーフレーム”と称する、フロアパンにラダーフレームを溶接したラダーフレーム一体型モノコックボディを採用しているのが最大の特徴。また4WDシステムもパートタイムからフルタイムへ、リヤサスペンションもマルチリンク独立懸架へと刷新されている。しかし4WDシステムそのものは先代同様にデフロック機構やHI – LO切り替えの副変速機などを有する本格的なもので、2.7ℓと2.0ℓの2種類が用意されていたエンジンのうち、2.0ℓ車には5速MTが用意されていたことから、現在でもマニア人気は高い。

■2015年式 ランドブリーズ「巷に溢れているSUVとは一味違う本物志向の車だと思います」

ニックネーム:テラ 年式・グレード:2015年式 ランドブリーズ 性別:男性(40代) 居住地域:愛知県

ニックネーム:テラ 年式・グレード:2015年式 ランドブリーズ 性別:男性(40代) 居住地域:愛知県

排気量:2.4ℓトランスミッション:AT

平均燃費:9.0km/ℓ(街乗りだと少し下がって、高速だと少し上がる)

長所:運転が楽しい。見た目が気に入っている事。FRベースの4WD ビルトインラダーフレームを採用しているので、他のクロスオーバーSUVとは違いクロスカントリーSUVに近い所。流線形ではなく無骨な角張ったデザイン。純正装備が充実して低価格な点。

短所:現代の車と比べると燃費が悪い点。副変速はあるが、電子制御システムが乏しい点。FRベースなので収納スペースか少ない点。後部座の乗り降りが少し大変。純正ホーンがイマイチだったので替えました。インテリジェントキーの反応か弱い点。バックドアが横開きなので、狭いスペースで使いづらい点。

評価

外観:★★★★☆

室内:★★★☆☆

走行性能:★★★★★

燃費性能:★★☆☆☆

装備:★★★☆☆

満足度:★★★★☆

このクルマの購入を検討している人にひと言

「本格的なSUVを低価格で買うことが出来ます。燃費も良くなく型も少し古いですが、巷に溢れているSUVとは一味違う本物志向の車だと思います」

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