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カーボンニュートラル燃料を使用する車両で実証実験を行ない、将来にわたって持続可能な自動車社会のあるべき姿を追求し、時代の変化に適合したモータースポーツ活動の啓発、認知拡大に努める
マツダは、持続可能な地球の未来に貢献する技術開発を進めながら、ひとを中心に置き、「動くことへの感動」が「いきいきとする体験」につながるようなクルマ創りを行なっている。モータースポーツにおいては、「共挑(きょうちょう)」をテーマに、スーパー耐久シリーズST-Qクラスに参戦する他の自動車メーカーとともに、カーボンニュートラル燃料を使用する車両で実証実験を行ない、将来に亘って持続可能な自動車社会のあるべき姿を追求し、時代の変化に適合したモータースポーツ活動の啓発、認知拡大に努めていく。
マツダスピリットレーシング・マツダ3バイオコンセプト(55号車) ST-Qクラス
2024年シーズンは、廃食油ベースの「水素化植物油」(HVO)100%の次世代バイオディーゼル燃料を使用しながらさまざまな技術に挑戦し、カーボンニュートラルと「人を育て、技術を鍛える」ことを目標に挑む。
●チーム代表:前田育男
●監督:木田努
●ドライバー:井尻薫、関豊(以上、プロレーシングドライバー)、前田育男、寺川和紘(以上、社内ドライバー)
●メカニックチーム:HM RACERS(広島マツダ)
マツダスピリットレーシング・ロードスターCNFコンセプト(12号車) ST-Qクラス
2024年シーズンはトヨタ、スバルと共に開発した燃料を使用しながら、将来のスポーツカー開発も視野に入れた取り組みを行い、カーボンニュートラルと「人を育て、技術を鍛える」ことを目標に挑む。
●チーム代表:前田育男
●監督:木田努
●ドライバー:阪口良平、堤優威(以上、プロレーシングドライバー)、川田浩史(以上、社内ドライバー)
●メカニックチーム:FLAT OUT WORKS
倶楽部マツダスピリットレーシング・ロードスター(120号車) ST-5クラス
マツダは、多くの方々にモータースポーツを楽しんでもらいたいとの思いで、長年アマチュアの方が気軽に参加できるグラスルーツモータースポーツに注力してきた。2023年からは、その参加型モータースポーツの一層の盛り上げを図るため、新たにふたつの「倶楽部マツダスピリットレーシング・チャレンジプログラム」を始動させた。ひとつ目は、「バーチャルからリアルへの道」で、バーチャルのeSPORTSの世界からリアルモータースポーツを体験する機会を提供するプログラム。そしてふたつ目は「スーパー耐久レースへの道」で、マツダが協賛しているふたつ(※1)のグラスルーツモータースポーツにて優秀な成績を収めたドライバーが、スーパー耐久シリーズにチャレンジするプログラムだ。
120号車は、「スーパー耐久レースへの道」で選ばれたドライバーが、新たな時代のモータースポーツ文化の担い手になってもらうことを狙いに、2024年シーズンは、2023年シーズン同様ST-5クラスにシリーズ参戦する。
●チーム代表:前田育男
●監督:檜井保孝(ファーストレスポンダー)
●ドライバー:上田純司、箕輪卓也、織田祥平、本多永一、久米田昴、松原泰世(以上、チャレンジプログラム選抜ドライバー※1)
●メカニックチーム:オーバードライブ
※1:「ロードスター・パーティレース」および「富士チャンピオンレース ロードスターカップ1.5L チャレンジクラス」チャンピオン
■スーパー耐久シリーズ公式サイト
■マツダ公式サイト「MAZDA SPIRIT RACING」
※文中敬称略