初代となる現行型ルーミーは、ダイハツが製造・販売する「トール」をベースに2016年に誕生。デザイン違いの「タンク」も導入されたが、2020年にはフェイスリフト機に、タンクの販売を終了するとともに、ルーミーに一本化されている。
次期型では、ダイハツの「DNGA」プラットフォーム最新世代を採用、静粛性や剛性が高められるほか、高速走行の安定が実現しそうだ。エクステリアデザインは、フロントウィンドウを傾斜させた、ワンモーションシルエットでスポーティーなインパクトを与える。また、フロントウィンドウからリヤウィンドウまで一体化させたスポーティーなデザインが特徴で、膨らみを持たせたフロント&リアのタイヤハウスはワイド感タップリだ。
フロントエンドでは角のあるヘッドライトを装備。サイドから直線的に下げたキャラクターラインも印象的だ。また、グリルはアンダーグリルと一体化したデザインで、押し出し感のアップが予想されている。
キャビン内では、10.5インチの大型インフォテインメントディスプレイを採用、「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応するはずだ。
注目のパワートレインは、1.0リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンのほか、発電用となる1.2リットル直列3気筒エンジン+電気モーターの「e-SMART HYBRID」システムが新たに導入、航続は30km/L以上と走行性能が大幅に向上するだろう。
ルーミー次期型のワールドプレミアは、2024年11月が最有力となっているが、前倒しとなる可能性もあり、併せてスバル「ジャスティ」も世代交代される。