60年代を駆け抜けたルノーのミニバン「エスタフェ」、40年ぶりEVで復活の噂!

ルノー エスタフェ
ルノーがフォルクスワーゲン「ID.BUZZ」に対抗すべく、ルノーが往年の名車「Estafette」(エスタフェ)を復活させる可能性があることがわかった。当時のライバルだったVWバスよりも実用性が高かく、VW「ID.BUZZ」が登場した以上、ライバルであった「エスタフェ」にも期待が高まる。

ルノー初のFFモデルであり、運転席スライドドアを採用、キャンパーにも高い人気。

ルノー エスタフェ

フォルクスワーゲン(以下VW)「ID.BUZZ」は、1960年代から70年代に販売されていたミニバン「タイプ2」をEVで復活させたモデルで、日本では「ワーゲンバス」として人気を博した。

一方ルノー「エスタフェ」も1960年代に製造されたミニバンで、1986年まで生産(最後はメキシコのみ)されていた。同ブランドでは初のFFモデルとして発売、運転席スライドドアを採用し、キャンパーにも高い人気を誇ったほか、単なる商用バンではなく、フランス文化を伝えるものとされていた。

また警察車両などさまざまな役割を果たし、当時のライバルだったVWバスよりも実用性が高かった。そしてVW「ID.BUZZ」が登場した以上、ライバルであった「エスタフェ」にも期待が高まるのも当然だろう。

ルノー エスタフェ

もし復活すれば、レトロフューチャーなスタイルを備えたEVバンとなることが濃厚だ。エクステリアは、シングルボックス・プロポーションを備え、フロントデザインはエスタフェの顔に敬意を示し、最新のLEDヘッドライトを装備するだろう。

またスライドドア、未来的な合金ホイール、さまざまな機器を保管するための広々としたルーフラックが備わり、内部には電気基盤のフラットな床によって、乗客とその荷室に十分なスペースが提供されるはずだ。

後継モデルでは、ルノー「メガーヌ」と「セニックe-Tech」の兄弟モデルを支える「AmpR ミディアム アーキテクチャ」(旧CMF-EV)を採用すると予想されている。このプラットフォームは、シングルおよびデュアル電気モーターの両方と互換性があり、AWD機能を搭載、冒険的なキャンピングカーに最適と言えそうだ。

エスタフェEVは、順調ならば2026年あたりのワールドプレミアが予想される。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…