V8ツインターボエンジン+モーターの全輪駆動で850ps!
これまで新ベイビーランボの車名も不明だったが、ランボルギーニの販売・マーケティング責任者、フェデリコ・フォスキーニ氏は英Autocar紙に対し、車名は「Temerario」(テメラリオ)が最有力候補であること、2024年末と予想されていたワールドプレミアの時期が8月になる可能性が高いと伝えたようだ。
新型スーパーカーは、全輪駆動を維持、フロントアクスルに少なくとも2つの電気モーターを搭載するはずだ。ハイブリッドシステムに組み合わされるのはV型8気筒ツインターボエンジンと見られ、レッドゾーンは1万rpm、最高出力は850psと予想されている。これは842psのフェラーリ「296」やマクラーレン「アルトゥーラ」の680psより強力となる。
同ブランドでは、アヴェンタドール後継モデルをはじめ、ウルス、レブエルトのラインナップすべてがハイブリッド化されることになる。
捉えたプロトタイプは、カモフラージュも多いが、バンパーには六角形のLEDデイタイムランニングライト、ボディサイドには大型のサイドエアインテークが配置され、リアクォーターウインドウ後部に2つの開口部が見てとれるなど、非常にアグレッシブであることがわかる。
キャビン内では、ドライバー用とインフォテインメントシステム用と、少なくとも2つのディスプレイが装備されていると思われるほか、レヴエルトのように、助手席側ダッシュボードに3つめのディスプレイが配置される可能性も高いと見ている。