ベース車や前モデルとどう違う? 日産ノートに新型オーテック・クロスオーバーが登場! SUVライクなスタイルと車高アップを感じさせない走りが魅力!!

Asphalt road and green mountain nature background
日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社は2024年5月29日(木)、日産ノートをベースにしたカスタムモデル「NOTE AUTECH CROSSOVER(ノート・オーテック・クロスオーバー)」をマイナーチェンジし、2024年9月に発売すると発表した。

ノート・オーテック・クロスオーバーは、日産の人気コンパクトカーであるノートをベースに、AUTECH(オーテック)ブランドのコンセプト「プレミアムスポーティ」と、SUVの機能やスタイルを融合させたコンパクトクロスオーバーモデル。

新型ノート・オーテック・クロスオーバー

スポーティで高級感漂うスタイル、25mm高めた地上高による視界の良さに加え不整地や雪道などでの走破性も向上している。一方で車高を高めながらも、意のままに操れるスポーティさや、余裕と安定感を感じられるオーテックモデルならではの走りを実現。さらに、全高は立体駐車場に対応するする点なども人気の理由になっている。

SUVテイストを強調するエクステリアに刷新

新型ノート・オーテック・クロスオーバー

オーテック車ではお馴染み、ブランド発祥の地である湘南・茅ヶ崎の海の波をモチーフにしたフロントグリルと、そのグリルに配置されたオーテック・クロスオーバーのエンブレムは前モデル同様。メタル調フィニッシュの専用サイドサイトターンランプ付電動格納式 リモコンドアミラーや専用ホイールアーチガーニッシュ、専用サイドシルプロテクターが上質感とSUVらしさを高めている。

ノート・オーテック・クロスオーバー+アクティブ(前モデル)。フロントバンパーにシルバーのプロテクターを追加。ルーフモールもシルバー化された。
ノート・オーテック・クロスオーバー(前モデル)。バンパー下端はブラックのみ、ルーフモールもブラックのままで。SUVテイストはやや控えめ。

フロントバンパー下端には新たに専用シルバーフロントプロテクターを装着。ブルーに輝く専用のシグネチャーLEDは新デザインとなり、装着位置も前モデルのバンパー中段から下端に移動している。

専用シグネチャーLED
リヤゲートエンブレム

また、専用のシルバールーフモールを装着。シルバーのフロントプロテクターやルーフモールは、前モデルに後から追加された「+Active(アクティブ)」に採用されたものが標準化されたようだ。リヤまわりではやはり専用シルバーリヤプロテクターをリヤバンパー下端に装着。リヤゲートのプレスライン下には、フロントグリル同様にオーテック・クロスオーバーのエンブレムが配置され、ブランドをアピールする。

新型ノート・オーテック・クロスオーバー

ベース車に対しては、フロント、リヤともに新たに専用デザインのプロテクターを装着し、ブラックのサイドシルプロテクターやホイールアーチガーニッシュをコーディネート。加えて25mmアップした車高が生み出すフォルムにより、SUVらしさがさらに強調されたスタイルになっているのがわかる。

ノート(ベース車)
ノート(ベース車)
ノート・オーテック・クロスオーバー(エクステリア)
・AUTECH CROSSOVER専用エクステリア 
 (フロントグリル、シルバーフロントプロテクター、サイドシルプロテクター、シルバーリヤプロテクター、ホイールアーチガーニッシュ、シルバールーフモール、AUTECH CROSSOVERエンブレム<フロント・リヤ>)
・専用シグネチャーLED
・専用サイドターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー(メタル調フィニッシュ) 

インテリアは従来デザインを踏襲

ノート・オーテック・クロスオーバーのインテリア。ブラック基調ながらレザー調とウッド調を要所にあしらい上質感を演出。ステアリングは専用のブルーステッチ本革巻きを装着する。

ブラックを基調にしたインテリアデザインはこれまでのモデルを踏襲。インストゥルメントパネルのダークウッド調フィニッシャーやブルーステッチの施されたレザー調の内装、オーテック・クロスオーバーのロゴが刺繍されたレザレットシート、本革ステアリングなど上質感は折り紙付きだ。

ノート・オーテック・クロスオーバーのインテリア。レザレットシートにはオーテックのロゴをブルーで、クロスオーバーの文字をホワイトで刺繍している。

シートバックへの刺繍はもちろんだが、センターコンソールのパーキングスイッチ後方にもオーテックの立体エンブレムを配置し、所有欲を満たしてくれる。

専用フロントセンターアームレスト
専用アームレスト
専用ダークウッド調フィニッシャー

また今回、ベース車と同様に助手席側グローブボックスの容量を拡大し、収納スペースを上下二段に仕切ることで、利便性も向上している。

容量を拡大し、仕切りを追加することでより使いやすくなったグローブボックス。(写真はベース車)
ノート・オーテック・クロスオーバー(インテリア)
・AUTECH CROSSOVER専用インテリア
 (ブラックレザレットシート(ブルーステッチ)「AUTECH CROSSOVER」刺繍、ブラック本革巻ステアリング(ブルーステッチ)、ダークウッド調フィニッシャー<インストロア>、合皮アームレスト<フロントセンター、フロントドア> (ブルーステッチ)、フロントセンターアームレスト(センターコンソールボックス)(ブルーステッチ)、AUTECHエンブレム<センターコンソール> )
・LEDフォグランプ
・インテリジェントアラウンドビューモニター、インテリジェントルームミラー、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)
・リヤセンターアームレスト(カップホルダー2個付)

専用サスペンションとステアリングチューニングでオーテックの走りを実現

前モデルから引き継がれた専用デザインの16インチアルミホイールに、ベース車(185/60R16)から大径化された195/60R16サイズのタイヤを装着。地上高確保に加えグリップ性能を向上させている。

オーテック・クロスオーバーの16インチアルミホイール。タイヤは195/60R16サイズのブリヂストン・エコピアEP150を装着。
ベース車のタイヤサイズは185/60R16で、スチールホイール+フルホイールカバーが基本。
ベース車にはオプションとして16インチアルミホイールも用意されるが、タイヤサイズはそのまま。

さらに、専用のスプリングとショックアブソーバーを装着し、ふらつきや浮きロールを抑制。安心感と安定感のある専用セッティングされた車速感応式電動パワーステアリングと合わせて、スポーティながら落ち着いたオーテック車らしい走りを実現している。

専用スプリングとショックアブソーバーを装着(イメージ)。
専用セッティングを施したパワーステアリング(イメージ)。
ノート・オーテック・クロスオーバー(足まわり)
・専用16インチアルミホイール(切削光輝)&195/60R16 89Hタイヤ(ブリヂストン・エコピアEP150)
・専用チューニングサスペンション
・専用チューニング車速感応式電動パワーステアリング

ボディカラーは8色を用意

ボディカラーはオーテック専用色である「オーロラフレアブルーパール」はもちろん、「オーロラフレアブルーパール」に加えオーテック・クロスオーバー専用カラーとして「サンライズカッパー」と「スーパーブラック」 のルーフを組み合わせたツートーンカラーを用意。さらに、ベース車と同様に「ターコイズ」も新たに設定。ツートーンルーフ2色、ノーマルルーフ6色の全8色のカラーバリエーションとなっている。

オーロラフレアブルーパール×スーパーブラック
サンライズカッパー×スーパーブラック
オーロラフレアブルーパール
ピュアホワイトパール
スーパーブラック
ステルスグレー
ガーネットレッド
ターコイズ
ボディカラー一覧
・オーロラフレアブルーパール×スーパーブラック2トーン【AUTECH専用色】
・サンライズカッパー×スーパーブラック2トーン【AUTECH CROSSOVER専用色】
・オーロラフレアブルーパール
・ピュアホワイトパール
・スーパーブラック
・ステルスグレー
・ガーネットレッド
・ターコイズ

価格とグレード

ノート・オーテック・クロスオーバーはFFと4WDが選択できるのみのモノグレード展開となっている。ベースとなるノートのグレードとしてはFF の「X」、4WDの「X FOUR」で、搭載されるパワートレーンもベースモデルから変更はない。
価格はベースモデルの229万9000円(X/FF)/258万600円(X FOUR/4WD)からは、どちらも約50万円弱のアップとなっている。

車種ノート・オーテック・クロスオーバーノート・オーテック・クロスオーバー
ベースグレードXX FOUR
全長×全幅×全高4045mm×1700mm×1545mm4045mm×1700mm×1545mm
ホイールベース2580mm2580mm
最低地上高145mm150mm
車重1240kg1360kg
駆動方式FF4WD
エンジンHR12DE-EM47HR12DE-EM47-MM48
タイヤサイズ195/60R16195/60R16
価格275万6600円306万3500円

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