ニュルで極秘高速テストに姿を見せたプロトタイプは、まだ完全にカモフラージュを落としてはいないものの、よりスポーティーになったグリルとバンパーを装備、コーナーには四角いエアインテークが配置されている。
足まわりではJCWお馴染みのレッドブレーキキャリパーを装着、後部バンパーの中央にインストールされたシングルエキゾーストパイプは、1960年代 MINIオーナーに人気があった、アフターマーケットのサイレンサーを彷彿させる。
インテリアを垣間見ると、すべての新しいMINIと共通のスリムな円形OLEDタッチスクリーンが搭載されているが、1つの謎はボンネットの下で何を計画しているのかだろう。2.0L 直列4気筒ターボエンジンが引き継がれることはわかっているが、それが何馬力を生み出すかは不明だ。
カメラマンによると、B48コードエンジンが以前と同じ231psを発揮するとみているが、同ブランドによると、新しいJCWは「スピードと敏捷性の限界を押し上げる」ものであり、すでにクーパーSが最高出力178ps から204psへと向上していることから、JCWでは250ps以上も期待していいだろう。
JCWコンバーチブル新型のワールドプレミアは、2024年後半。今後はフルエレクトリックへシフトしてくため、ICE 搭載のJCWコンバーチブルを購入できる最後のチャンスとなりそうだ。