目次
EV専用の新しいMINIは都市型クロスオーバーで登場!
独特のスタイリングとブランド世界観で根強い人気を誇るMINIに、新たにラインアップされた「MINI ACEMAN(ミニ・エースマン)」が日本初公開された。ミニ・エースマンは全く新たしいEV専用モデルとして4月の北京モーターショーで世界初公開されたモデルで、ミニ新世代モデルラインナップの第一弾「 MINI COUNTRYMAN(カントリーマン)」、第二弾の「 MINI COOPER(クーパー)」に次ぐ第三弾モデルとなる。
新型ミニ・エースマン は、ミニ・クーパー とミニ・カントリーマンの中間に位置するボディサイズサイズで、4080×1755×1515mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2605mmとなっている。駆動方式は、2WD(FF)でフロントにモーターを搭載する。
ミニ・エースマン Eが、最高出力135kW、最大トルク290Nmを発揮し、リチウムイオンバッテリー容量は126.0Ah/42.5kWhで、一充電走行距離310kmとなっている。
ミニ・エースマン SEが、最高出力160kW、最大トルク330Nmを発揮し、リチウムイオンバッテリー容量は136.0Ah/54.2kWhで、一充電走行距離406kmとなっている。
※上記、車両の数値はすべて欧州仕様の数値
価格は、ミニ・エースマン Eが491万円、ミニ・エースマン SEが556万円となっている。
現時点では、ミニ・エースマンの2024年度のエコカー補助金の金額は決定していないが、先行発売しているミニ・クーパーの場合、東京都のケースでは国から65万円、都から50万円の補助金が支給されているのでご参考いただきたい。
コンパクトなスタイリングに無骨なSUV要素を融合
エクステリアでは、ミニのDNAを継承しつつ、新世代モデルを象徴するミニマルなシティークロスオーバーの要素を取り入れたデザインを採用している。新たにデザインされたLEDヘッドライトや複雑な八角形の輪郭をもつフロントグリルが先進的なフロントフェイスのデザインを形作っている。 また、コンパクトなプロポーションでありながら、ソフトな面とエッジの効いた直線が融合するサーフェスが特徴的であり、フラッシュドアハンドルを採用している。
円形有機ELセンターディスプレイに情報を集約
インテリアは、ひと目でミニと分かる特徴的なレイアウトを継承しつつも、完全なデジタル化が施されて、自動車では初採用となる円形有機ELセンターディスプレイを装備するなど先進性を表現している。ステアリングホイールの背後に配置されていたメーターパネルは廃止され、運転に必要なすべての情報は、前方のヘッドアップディスプレイおよび円形有機ELセンターディスプレイに映し出される。
ダッシュボードに布地を連想させる新素材を採用しているのも大きな特徴。 リサイクル・ポリエステルを使用したこの新素材は、特別に開発された編み物を作るような製造プロセスにより、手入れが簡単な構造になっているのもうれしい。
インパネのセンターに配置された、大型の円形有機ELディスプレイには、直径240mmの高品質ガラスが使用され、最適化された高感度タッチ機能によりスマートフォンを操作するような直感的な操作が可能となっている。メインメニューでは、各機能がウィジェットとして横並びに配置され、スワイプやタッチで操作する。メーターパネルとしての機能はもちろんのこと、AR機能付きナビゲーションから、メディア、電話、エアコン、各種設定など、すべての操作一括して円形有機EL ディスプレイで行うことができる。
自分好みの光とサウンドの演出による没入体験
全車標準装備のミニ・エクスペリエンスモードにより、インテリアの雰囲気を一変させることが可能となる。ダッシュボード上に最大8パターンの光のグラフィックを投影させることで、光のパターンとアンビエントイルミネーション、そしてミニ・ドライビング・サウンドによりインテリア全体の印象が変化する。
例えば、パーソナルモードでは、お気に入りの画像をディスプレイの背景に設定することができ、ビビッドモードに設定すると、流れている音楽のカバーアートの色に合わせたライトエフェクトが 25色の中から自動で選定されダッシュボード上に投影されるなど、新たな没入感のあるユーザー体験を提供する。