斜めの線と垂直の線を組み合わせたユニークなパターンの新キドニーグリルが完全に露出
リークされた画像は、プロモーションビデオのスクリーンショットと思われる。フロントエンドには、斜めの線と垂直の線を組み合わせたユニークなパターンの新キドニーグリルが完全に露出しているが、発表されたばかりの「1シリーズ」新型で見られたものと同じようだ。またボクシーな輪郭や、アグレッシブなインテークなどフラッグシップSUV「XM」からデザインを流用している様子が窺える。
ただし、XMのようなスプリットヘッドライトとは異なる一体型ライトユニットで、内部にはL字型のLEDデイタイムランニングライトが配置されている。また現行型と比較すると、トレッドが広くなっているほか、ドアハンドルがフラッシュタイプに進化していることがわかる。
インテリアについては、これまでのスクープから12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと14.9インチのインフォテインメントシステムを組み合わせた「カーブド・ディスプレイ」を初搭載することがわかっている。センターコンソールには、スイッチのようなギアシフターと新iDriveコントローラーが装備され、かなりミニマルなデザインが採用されるだろう。
ICE版のパワートレーンは、最高出力259ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0L直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載する可能性があるほか、プラグインハイブリッドをラインナップ。また特定の市場ではディーゼルエンジンも継続されるとみられる。
X3次期型のワールドプレミアは、2024年秋と予想されており、2025年にはBMWとして初めて同ブランドの「ノイエクラッセ」アーキテクチャを採用した電動iX3が加わる予定だ。