F12ベルリネッタ」をベースとした「エアロ3」の後継モデルとなる可能性
トゥーリング スーパーレッジェーラは、イタリア・ミラノの老舗コーチビルダー「カロッツェリア・トゥーリング」を継ぐ形で、2006年に設立。2012年にはアルファロメオ「ディスコヴォランテ」を、2020年にはスポーツカー「アエロ3」を発表、2023年には「アレーゼRH95」をワールドプレミアしている
同社は「Pure Italianita」というキャプション付きのティザーイメージを公開、すでに生産終了となっているフェラーリ「812スーパーファスト」に似たシルエットから、フェラーリベースのグランドツアラーと噂されている。
同ブランドは、名前の決まっていないコーチビルドの特別仕様に関して、「私たちが真剣に守っているイタリアのデザイン美学と、豪華なスタイルへのオマージュ」であり、「ラ・ドルチェ・ヴィータ(甘い生活)の精神を体現した、伝統と革新の稀有な融合」であると説明している。
詳細は不明だが、このシルエットは彫刻的なフェンダーと、滑らかなルーフラインを備えた、フロントエンジンのエキゾチックカーのようで、後部の一体型スポイラーも確認できる。
フェラーリ812スーパーファストとのプロポーションの類似点が指摘されており、「F12ベルリネッタ」をベースとした「エアロ3」の後継モデルとなる可能性がある一方、アストンマーティン「DBS スーパーレッジェーラ」、ベントレー「コンチネンタル GT」、マセラティ「グラントゥーリズモ」なども、プロジェクトのベースとなる可能性を秘めている。
ワールドプレミアは、今後数週間以内と予想される。