BYDの第三のモデル「BYD SEAL」はe-スポーツセダン!500ps超のパワーで605万円はお買い得か!?

BYDの日本法人である BYD Auto Japan株式会社は、6月25日より国内販売モデル第3弾となる「BYD SEAL(ビーワイディー シール) 」の販売を開始した。

国内セダン市場に “e-スポーツセダン“ というポジションを確立する

BYD SEAL AWD

電気自動車販売台数世界No.1を誇る中国のEV最大手BYDは、国内販売モデルの第3弾として、セダンタイプのEV「BYD SEAL(ビーワイディー シール)」を発売、東京・原宿で発表会が開催された。

今回、日本に導入される「BYD SEAL」は、ベースモデルで後輪駆動の「BYD SEAL」と、上級モデルで四輪駆動の「BYD SEAL AWD」の2グレードで展開される。

BYD SEAL AWD

ボディサイズは、全長:4800mm、全幅:1875mm、全高:1460mm、ホイールベースは2920mmのミッドサイズ 4 ドアセダンだ。セダンでありながらクーペのようなプロポーションを採用しており。サイドシルエットはフロントのAピラーから立ち上がったルーフラインは、後席乗員のヘッドクリアランスを十分に確保しつつ、リヤエンドに向けてなだらかに下がっていく。

BYD SEAL 全長×全幅×全高=4800mm×1875mm×1460mm、ホイールベース=2920mm

ドアハンドルは、操作時以外はドアの中に格納され、ボディ表面に凹凸が生じないようになっているす。このような滑からデザインはBYDのデザインモチーフである海洋生物の身体をイメージしているという。ボディカラーは2グレード共通の全5色、内装色はブラックの1色の展開となっている。

ドアハンドル格納状態はフラットになる。
操作時はドアハンドルがポップアップする。

搭載するバッテリーの電池容量はともに82.56kWh、後輪駆動の「BYD SEAL」はリヤに230kw(312ps)/360Nmのモーターを搭載し、一充電走行距離は640kmとなっている。一方の、四輪駆動の「BYD SEAL AWD」はフロント160kw(217ps)/310Nm+リヤ230kw(312ps)/360Nmのモーターを搭載し、一充電走行距離は575kmとなっている。

ボンネットは全体をカバーが覆っている。
中央は50Lの収納スペースを備える

価格はSEALが528万円(税込) 、SEAL AWDが605万円(税込)とEVにしてはお買い得感が高いプライスとなっているのではないだろうか。

また、期間限定のキャンペーンとして「1000台限定:導入記念キャンペーン特別価格」が設定されていて、キャンペーン特別価格を適用するとSEALが495万円(税込)、SEAL AWDが572万円(税込)と更にお買い得になるので見逃せない。納車開始時期はSEAL が7月末ごろ、SEAL AWDは8月末ごろを予定している。

インパネ中央には15.6インチの回転式タッチスクリーンを配置。
オーディオシステムには、デンマーク製のハイエンドオーディオメーカーであるDynaudio社のスピーカーを使用。
フロントシートはナッパレザーを使用している。

世界的に見てもセダンは王道のフラッグシップモデル

ボンネットの2本のプレスラインが力強さを強調する。

発表会のプレゼンテーションでBYD Auto Japanの東福寺厚樹社長は、「BYDが日本国内で初めての参入となる輸入セダン市場は、ミッドサイズクラス(通称:D セグメント)が約50%を占めるハイクラスな市場となっている。SEALが参入するこの市場で、BYD本来の強みである「先進的なバッテリー技術」「最新のEVプラットフォーム」「最新の安全・快適装備」を活かして、このセグメントで“e-スポーツセダン”という確固としたポジションの確立を目指していきたい。

そして、SEALの最も推したいポイントはなんといっても、このスタイリングです。堂々としていてスタイリッシュ、まさにフラッグシップモデルに相応しいスタイリングであると自負しています。ぜひ試乗していただいてSEALの良さを感じていただきたい。

また同時に、TVCMなどを中心に展開しているキャンペーン『ありかも、BYD!』とあわせて、ブランドのさらなる認知、イメージの向上を図っていく」と語った。

発表会に登壇したBYD Auto Japan 東福寺厚樹社長はフラッグシップとしてのセダンの魅力を語った。

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