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国内セダン市場に “e-スポーツセダン“ というポジションを確立する
電気自動車販売台数世界No.1を誇る中国のEV最大手BYDは、国内販売モデルの第3弾として、セダンタイプのEV「BYD SEAL(ビーワイディー シール)」を発売、東京・原宿で発表会が開催された。
今回、日本に導入される「BYD SEAL」は、ベースモデルで後輪駆動の「BYD SEAL」と、上級モデルで四輪駆動の「BYD SEAL AWD」の2グレードで展開される。
ボディサイズは、全長:4800mm、全幅:1875mm、全高:1460mm、ホイールベースは2920mmのミッドサイズ 4 ドアセダンだ。セダンでありながらクーペのようなプロポーションを採用しており。サイドシルエットはフロントのAピラーから立ち上がったルーフラインは、後席乗員のヘッドクリアランスを十分に確保しつつ、リヤエンドに向けてなだらかに下がっていく。
ドアハンドルは、操作時以外はドアの中に格納され、ボディ表面に凹凸が生じないようになっているす。このような滑からデザインはBYDのデザインモチーフである海洋生物の身体をイメージしているという。ボディカラーは2グレード共通の全5色、内装色はブラックの1色の展開となっている。
搭載するバッテリーの電池容量はともに82.56kWh、後輪駆動の「BYD SEAL」はリヤに230kw(312ps)/360Nmのモーターを搭載し、一充電走行距離は640kmとなっている。一方の、四輪駆動の「BYD SEAL AWD」はフロント160kw(217ps)/310Nm+リヤ230kw(312ps)/360Nmのモーターを搭載し、一充電走行距離は575kmとなっている。
価格はSEALが528万円(税込) 、SEAL AWDが605万円(税込)とEVにしてはお買い得感が高いプライスとなっているのではないだろうか。
また、期間限定のキャンペーンとして「1000台限定:導入記念キャンペーン特別価格」が設定されていて、キャンペーン特別価格を適用するとSEALが495万円(税込)、SEAL AWDが572万円(税込)と更にお買い得になるので見逃せない。納車開始時期はSEAL が7月末ごろ、SEAL AWDは8月末ごろを予定している。
世界的に見てもセダンは王道のフラッグシップモデル
発表会のプレゼンテーションでBYD Auto Japanの東福寺厚樹社長は、「BYDが日本国内で初めての参入となる輸入セダン市場は、ミッドサイズクラス(通称:D セグメント)が約50%を占めるハイクラスな市場となっている。SEALが参入するこの市場で、BYD本来の強みである「先進的なバッテリー技術」「最新のEVプラットフォーム」「最新の安全・快適装備」を活かして、このセグメントで“e-スポーツセダン”という確固としたポジションの確立を目指していきたい。
そして、SEALの最も推したいポイントはなんといっても、このスタイリングです。堂々としていてスタイリッシュ、まさにフラッグシップモデルに相応しいスタイリングであると自負しています。ぜひ試乗していただいてSEALの良さを感じていただきたい。
また同時に、TVCMなどを中心に展開しているキャンペーン『ありかも、BYD!』とあわせて、ブランドのさらなる認知、イメージの向上を図っていく」と語った。