ローグの2022年モデルは、クラス最高の燃費、そしてよりトルキーでキビキビとしたドライビングを提供するという。また、同時に同セグメントでトップクラスの安全装備を維持している。
そんな2022年モデルに追加されるのは、新しい1.5ℓVCターボエンジンだ。最高出力201ps、最大トルク305Nmを発揮し、これは、2021年モデルの直列4気筒2.5ℓエンジンと比較してそれぞれ11%、24%向上したことになる。また燃費も3mpg(約1.3km/ℓ)良くなっている。
日産は、インフィニティQX50、日産アルティマに直列4気筒2.0ℓVCターボを導入し、可変圧縮エンジンを開拓してきた。これらのVCターボシステムは、画期的で高度なマルチリンクシステムを使用して、圧縮比を継続的に調整し、電力と効率を最適化する。高/低圧縮比テクノロジーによって、ダイナミックパフォーマンスとエコの2つの異なるドライビングを両立させているのが特徴だ。
北米日産、製造およびサプライチェーン管理担当のシニアバイスプレジデント(SVP)であるスティーブ・マーシュは、「VC-Turboは、日産が米国でこれまでに製造した中で最も先進的なエンジンです。新しいローグエンジンにより、日産の顧客が私たちの車に期待するスリリングな運転体験を提供する最高品質のパワートレインを提供し続けます。」と語っている。
2022年モデルの価格は、日本円で約304万円から433万円までとなっている。日本での登場が期待されるローグ(エクストレイル)だが、どのようなパワートレーンが用意されるか楽しみだ。