「部分的な電動駆動により効率が向上する次世代の燃焼エンジンの始まり」に
同ブランドでは、新命名法を採用する予定で、今後偶数は電気自動車、奇数は内燃機関搭載モデルを表す。つまりA4は電気自動車となり、これまでのICE搭載A4の後継モデルがA5となる。また、フルエレクトリック「A6」(元のA6 e-tron)が7月下旬にデビューし、その後新世代のQ5が今秋に続くことも発表された。
公開されたティザーには、A5アバントと思われるリヤエンドが写っている。おそらくアウディ最新のOLED 技術を採用していると思われる、全幅のテールライトを装備しているほか、傾斜したリヤウィンドウと目立つスポイラーにより、現行のA4アバントに比べてスポーティなスタンスになっていることがわかる。
軽くカモフラージュされたA5プロトタイプは、何度か目撃されており、より彫刻的なボディワークと、よりスリムなグリルの両側にあるアグレッシブなLEDヘッドライトが明らかになっている。
同ブランドCEOのゲルノート・デルナー氏は、新生A5ファミリーについて、「部分的な電動駆動により効率が向上する次世代の燃焼エンジンの始まり」になると語っており、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドのパワートレーンの採用を示唆している。後者は、100 km(62マイル)以上のゼロエミッション走行距離を提供すると予想されている。
同氏は、近日発売予定のA6 e-tronについてもコメント、「スポーツバックとアバントのボディスタイルで発売時に利用できる最初の電動アウディであり、「印象的なデザイン」を特徴とし、「卓越したパフォーマンス、効率、および航続距離」を提供する」と語っている。
Q5に関しては詳細を発表していないが、内燃機関と部分的に電動化されたパワートレーンを備えた、アウディのSUVポートフォリオの新時代になることがわかっている。
刷新される次世代モデルの発表ラッシュが、いよいよ始まる。