BMW X5が激変するぞ!ドアハンドルなし、ノーズには光る極小グリル装備

BMW X5 次期型 予想CG
BMWは現在、主力ミッドサイズ・クロスオーバーSUV「X5」次期型の開発に着手しているが、その最終デザインをプレビューしよう。

フォード「マスタング マッハE」や「ノイエ・クラッセ コンセプト」スタイルのドアノブ採用

BMW X5 次期型 予想CG

X5の歴史は1999年に遡る。このとき、工場出荷時に「E53」という名称のモデルの第一世代が導入、このモデルは、ブランド初の量産クロスオーバーでもあった。現在、2019年にデビューした第4世代が組み立てラインにあり、昨年はフェイスリフトが行なわれているが、いよいよ世代交代となる。

BMW X5 次期型プロトタイプ スパイショット

KOLESA RUから提供された予想CGは、直近のスパイショットから忠実に制作されている。次期型では、長いボンネット、長いホイールベース、そしてかなり巨大なリヤオーバーハングを備えた見慣れたプロポーションを維持するはずだ。

一方ディテールには大幅な改造が行なわれる。フロントエンドは次世代「ヴィジョン・ノイエ・クラッセ」デザインを採用。太い2本のLEDデイタイムランニングライトを配置したスリムでワイドなグリルを装備、その中心には、縦基調のコンパクトな光るキドニーグリルが初めて装備される。

側面では、伝統的なドアハンドルがないことが印象的だ。その代わりに、BピラーとCピラーのベースから伸びるふたつの縁付きプレートがあり、フォード「マスタング マッハE」や「ノイエ・クラッセ コンセプト」スタイルとなる。

後部は「ヴィジョン・ノイエ・クラッセX」コンセプト同様のデザインが期待されている。つまりスリムなワイドLEDテールライトが一対あり、その間には半透明のスタイルのブランドロゴが初めて配置されそうだ。またX5としてははじめてナンバープレートがトランクリッド直下のリヤバンパーに新設置される。

X5次期型は、ノイエ・クラッセアーキテクチャに基づき構築され、従来の内燃エンジンと完全電気エンジンの両方のバージョンが提供され、2026年秋にもデビューが期待されている。

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…