いすゞ「ビッグホーン」24年ぶり復活ってほんと!? 国内乗用車の再販売は実現の可能性

いすゞ ビッグホーン 後継モデル 予想CG
現在、国内での乗用車製造・販売を中止、完全撤退をしているいすゞだが、かつて人気を博した「ビッグホーン」後継モデルの予想CGが制作された。果たして日本国内の自社開発・生産は復活するのだろうか?

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いすゞ ビッグホーン 後継モデル 予想CG

いすゞは、1993年にSUV以外の乗用車の自社開発を終了、2002年には国内での乗用車製造を中止し、完全撤退をしたが、タイなど新興国では、ピックアップトラック「D-MAX」を製造、いつ日本復活しても不思議ではない。

いすゞ ビッグホーン 後継モデル 予想CG

初代ビッグホーンは、1981年に誕生。「プアマンズ レンジローバー」と揶揄されたが、後のトヨタ「ハイラックス サーフ」や三菱「パジェロ」、日産「テラノ」など人気SUVの火付け役となったモデルだ。

1981年に発売された初代ビッグホーン。写真は1984年モデル。
初代ビッグホーンの運転席(同じく1984年型)。

日本で「ビッグホーン」として販売されたが、海外では、「トゥルーパー」のネームプレートで販売されたほか、アキュラ「SLX」、ホンダ「ホライゾン」など多数のリバッジモデルでも販売された。

本文にはないが、ビッグホーンは、初代、2代目ともに、OEMでスバルからも「スバルビッグホーン」の名で販売された。写真は1988年モデル。

おなじみデジタルアーティストのTheottle氏が、提供してくれたビッグホーン次期型だが、現在ホンダ最大のSUVとなっている「Pilot」(パイロット)をベースに制作された。

フロントエンドには、2代目後期を彷彿させる大型ヘッドライトを装備するが、内部には、メインユニットを囲むようにLEDデイタイムランニングライがト配置されている。また大型グリルには、ハーフカップ型パターンを採用、バンパーにはL字型のインテークを装備している。

後部では、大型化されたLEDテールライトや、スポーティーなルーフスポイラーを装備、バンパーには、スキッドプレートを備えSUV色を強めた。

もし3代目が登場するなら、パワートレインは、ホンダ「パイロット」の3.5リットルV型6気筒エンジンとAWDシステムを搭載、電動化により最高出力は300ps以上が期待できるだろう。

いすゞが日本国内の自社開発・生産を復活させるにしても、最速で2026年以降となるだろうが、トヨタ「ランドクルーザー70」が8年ぶりに国内復活をして話題となったことからも、ビッグホーン新型が発売されれば、いすゞ復活に貢献するのは間違いないだろう。

数度のマイナーチェンジを経ながら2002年まで販売された、2代目ビッグホーン(1991年)。2代目はOEMで、ホンダから「ホンダホライゾン」、スバルは初代に続いて「スバルビッグホーン」としても販売された。

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…