あえてEVじゃない!フォード伝説の「Mk1 エスコート」がガソリンモーターとマニュアルギアボックスで復活へ

ボアハム・モーターワークス フォード Mk1 エスコート ティザーイメージ
Boreham Motorworks(ボアハム・モーターワークス)は、12月12日にフォード伝説の名車「エスコート」を復活させることを発表、そのティザーイメージを公開した。

ベールに包まれてもクラシカルスタイルがまるわかり

ボアハム・モーターワークス フォード Mk1 エスコート ティザーイメージ

ボアハムは、英国を拠点とするレーシングファクトリーで、Mk1エスコートは、フォードとの契約により、公式に復活させる。また、ほかのクラシックフォードに関しても大きな計画があるという。

フォード RS200 エスコート ティザーイメージ

Mk1エスコートは、1967年に登場、1960年代末から1970年代にラリーカーとして大成功を収めた名車だ。

同社は以前からフォードの最高級車の復活をほのめかしてきたが、Mk1エスコートはその始まりに過ぎない。ボアハム・モーターワークスがリリースする車はどれも「設計図どおり」で、当時の車と同じ技術仕様で作られると伝えられているのだ。

また、オリジナルに忠実なMk1フォードエスコートが、EVでもハイブリッドでもないことをわざわざ強調。同社によれば、この車はガソリンモーターとマニュアルギアボックスで駆動するといい、「当社の伝統が私たちを導き、当社の未来がそれを要求しているからです。当社は伝統を破棄するのではなく、進化させます。」と力強く語っている。

この新型モデルは、長年にわたって登場した Mk1エスコートの高性能バージョンからインスピレーションを得ているようで、「Escort Twin-Cam」、チャンピオンシップで優勝した「Alan Mann Racing Group 5」、さらには「RS2000」を挙げている。ブラハムは、新型エスコートをRSの系譜の究極の表現と表現しているが、最先端のエンジニアリングとデザインを組み合わせると述べている。

ボアハム・モーターワークスの親会社である「DRVNオートモーティブ」グループCEOのイアン・ミュア氏は、「DRVN では、真の自動車への情熱はドライバーとマシンのつながりから生まれると理解しています。それは、運転するために設計された車の音、感触、反応によって築かれる関係です。フォード エスコートMk1はこの精神を体現し、時代を超越したデザインと自信と喜びを刺激するパフォーマンスを融合しています。私たちは滑走路ではなく道路のために設計しています。ドライバーが車に求めるすべての要素を取り入れています。」と締めくくっている。

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著者プロフィール

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1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…