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有機ELモニターを採用し大画面を多くのユーザーに
車載モニターも2DIN枠を超える時代となって久しい。その進化にいち早く対応し、2DIN枠から飛び出たフローティングタイプのカーナビを誕生させたのがパナソニック。さらに、業界唯一の有機EL画面を採用。その特徴は、省電力であることと、まさに色が鮮やかなことを実感する。
そして、もうひとつのポイントが極めて薄いことだ。バックライトを必要とする液晶に比べて、こちらは自発光で発色させることから薄くすることができるのだ。そのため、フローティング型のキモとなるモニターを薄くできるので、極めて軽快でスタイリッシュな外観が魅力的だ。
そして今回のニューモデルでは、スマートフォンを介することで動画配信サービスも視聴可能とした。せっかくのきれいな画面なので、やはり動画をもっときれいに見たいという方も多いはず。加えて、Apple CarPlay、Android Autoとの接続も可能とし、本体以外のナビや検索を利用することが可能となったのだ。
ノーマルのスピーカーに魔法のような上質サウンドを提供
ストラーダのもうひとつの特徴が、『音の匠』を搭載することだ。設定には3つのモードがある。
『極 サラウンド』では、音場制御とサラウンドチューニングで、ライブ音源などに最適な臨場感を創出。
『匠 マスターサウンド』では、スタジオのマスターサウンドに近い音を再現する。
『和 会話重視』では、会話の周波数とぶつからない音作りを実現している。
今回のデモカーはそのポテンシャルを存分に発揮するべく、スピーカーはあえてノーマルのまま。そこからの比較では、「極」では音像が立ち上がりコンサート会場にいるかのようなサウンドに急変。それも残響をわかりやすく残すのではなく、実に自然なのが印象的だ。
「匠」では、また一変。ジェントルでバランスの整えられた音場が提供され、サウンドをじっくりと楽しむことができる。そして和では、大きめの音量でも会話がスムーズ。普段使いに最適だと感じた。聴き終えてみると「これ本当にノーマルのスピーカーなの?」と思ってしまうほど。この秀逸な手腕には、驚きを隠せなかった。