マンソリー史上最もクレイジー!フォードGTベース、最後の「ル・マンソリー」公開

マンソリー フォードGT ベース ル・マンソリー
チューナー「マンソリー」が、「フォードGT」をベースにした3番目で最後となる、ワンオフモデル「ル・マンソリー」を発表した。

フォードGTのテールライト以外はすべてのパネルが改造または交換されており、ほとんど同じものはない

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この派手な黄色とカーボンファイバーのGTは、スポーツブランド、アンダーアーマーとの提携により製作された。

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過激なスーパーカーをさらに過激なものにすることで有名なマンソリーだが、2020年には、マンソリーの創立30周年を記念してフォードGT用のワイルドなボディキットで世界に衝撃を与えた。そして時は進み2025年、アンダーアーマーとのコラボレーションにより米国に上陸した。

ル・マンソリーと呼ばれるこの特注のマンソリー「フォードGT」は、NBAの歴代最高のシューターと名高い伝説的選手、ステフィン・カリーからインスピレーションを得ている。このスニーカーは、アンダーアーマーとカリーがNBAオールスターゲームで発表した、新しいエコースニーカーと同じ黄色と黒の配色を採用しているのだ。マンソリーによれば、この展示車は全国的なキャンペーンの一環であり、今後のイベントでもさらに登場すると予想される。

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このワンオフモデルは、マンソリーが手がけたスーパーカーとしては最もクレイジーなモデルだ。フォードGTのすべてのパネルが改造または交換されており、テールライト以外は以前のモデルとほとんど同じものはない。フロントエンドには、チェック模様のカーボンファイバー要素、新しいヘッドライト、シンプルな水平方向のLEDデイタイムランニングライトが採用され、同ブランドのアトリエ部門が製作した新しいボンネットも備わっている。

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クルマの後半部分もワイルドで、カスタムカーボンファイバーのロッカーパネルとスカート、新しいウィングミラーキャップ、デュアルルーフスクープ(実際に機能するかどうかは不明)が特徴となっている。また、新しいエンジンカバー、カーボンファイバー製フライングバットレス、巨大なリヤウィング、新しいディフューザー、3本のテールパイプも装備している。

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改造はボディ下にも施され、外装の残りの部分とマッチする明るい黄色のエンジンカバーを装着、キャビンも黄色と黒のレザーとアルカンターラで覆われており、「Mansory」と「Under Armour」のブランドロゴが随所にあしらわれている。

仕上げはパワートレインで、3.5L・V6ツインターボエンジンは、最高出力700ps、最大トルク840Nmへと向上させている。

ル・マンソリーはこれまでわずか3台しか製造されておらず、これが3台目であり最後の1台となる。

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著者プロフィール

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APOLLO

1965年東京文京区生まれ・世田谷区在住。INS通信社を経て1996年に独立し、車ニュース配信会社アポロニュー…