水素発電エネルギーで環境コンシャスなミュージックシーンを実現

CEIPAによるアワード「MUSIC AWARDS JAPAN(MAJ)」を象徴するYMOのトリビュートコンサートが、「YMO(YELLOW MAGIC ORCHESTRA)」へのリスペクトを贈る「MUSIC AWARDS JAPAN A Tribute to YMO – SYMBOL OF MUSIC AWARDS JAPAN 2025-」で、5月20日(火)に国立京都国際会館で開催された。

このコンサートでは、岡村靖幸、小山田圭吾、坂本美雨、Ginger Root、東京スカパラダイスオーケストラ HORN SECTION、TOWA TEI(DJ)、原口沙輔、松武秀樹(以上敬称略)といった名だたるアーティストがパフォーマンス。来場者は1800人超の満員で、ラストは長時間のスタンディングオーベーションで締めくくられ、非常に熱量の高いコンサートとなった。

このコンサートを支えたのが、水素と酸素を化学反応させて起こす燃料電池を搭載した発電機「FC発電機」。従来の発電機とは異なりCO2を排出しないクリーンなエネルギーでライブの一部電力(楽器等)を供給し、水素発電エネルギーで環境コンシャスなミュージックシーンを実現した。

トヨタの水素戦略は自動車に限らない。豊田章男会長は「今、私たちに求められているのは、地球環境も含めた人類の幸せにつながる行動を起こすこと」とコメントしている。政府の掲げる“2050年カーボンニュートラル”の実現に向けてトヨタは今回、FC発電機によるコンサートへの給電を実施したのである。