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第1位:ホンダ・ヴェゼルのe:HEVじゃないオンリー・ガソリンエンジンモデル
「自分のクルマ!?と勘違いするほどすぐに馴染める」
試乗会では走り始めて、そのクルマの癖や動きをつかむんだけど、ヴェゼルはあっという間に理解することができた。つまりすぐに普通に感じとれる。今までずっと乗ってきた自分のクルマじゃないの?という感じ。クルマと一体化できたように感じられた。そして速度を上げなくても、例えば30km/hで流していても気持ち良い。速度に関係なくドライブする楽しさがある。
新しいヴェゼルのプラットフォームは先代から継承されている。もちろん改良は加えられているが、プラットフォームが同じならサスペンションの取り付け位置も同じなので、ロール軸を含めたジオメトリーに大きな変化はない。なのに新しいヴェゼルはまったく違うクルマのような乗り心地であり、静粛性であり、ハンドリングだった。
ただ、ボクのイチオシはハイブリッドモデルではなくコンベンショナルなガソリンエンジンモデル。まずクルマが軽い! そして価格が安い! さらに、燃費が良い! 運転のしかたによってはe:HEVと遜色ないんじゃないかな? 1週間ぐらい広報車をお借りして乗ったけど、乗り味なんかはホンダが推しているe:HEVモデルと変わらないし、電動感はないけれどもCVTとのマネージメントも良くできているし、2021年の1等にしました。
第2位:日産ノート オーラ NISMO
「しなやかなサスペンションが素晴らしい!」
オーラじゃないよ! オーラのNISMOモデルだよ。そこんとこ間違えないでね。何が素晴らしいってサスペンションです。この締まりが効いた(ベースのオーラは超締まってる)足を上手にしなやかに動かしている。ホイールトラベル(サスの上下動のこと)をしっかり感じ取れるし、その動きが過剰じゃない。NISMOだからベースのオーラより硬いと踏んでいたけど、まったくその逆。アクセルレスポンスもGOOD!
残念なのはベースのオーラに付く最新型のBOSEオーディオが装備できないことぐらいかな。
第3位:スズキ・アルト
「倹約しているけれど安っぽくない!」
つい先日、試乗会で乗ってきたけど。アルトって安いじゃない。今までは安いんだからこれでガマン!みたいな。焼肉はちょっと足りないぐらいがちょうどいいのよ!って、浅茅陽子だったか昔あった焼肉の家族CMを思い出すクルマだったわけです(若いもんはこのCM知らないだろうな)。つまり倹約ね。徳川時代にも倹約令ってのが出された時期があって、アルトの乗ると倹約しているオレは善人だ、と思ってしまうわけ。
しかし、今度のアルトはやっぱり倹約しているんだけど、安いんだから乗り心地はこれくらいでちょうどいいでしょ! とか 安いんだから室内のザーザーとかガシャガシャなんて音はこれくらい我慢できますよね! なんてのがホントなくなった!! しかもインテリアの質感もいい。そしてハイブリッドが装着されて燃費性能も向上。とにかくお財布に優しい(このフレーズ大嫌いなんだけど)スズキらしさが満面に溢れた日本国庶民のクルマです。
2021年に買って良かったモノ:BOSE Sleepbuds
睡眠サポートのイヤープラグです。睡眠をとる場所が幹線道路に面していて、昼夜問わず交通量が多く大型トラックなど騒音に悩まされていたところ、このイヤープラグの存在を知り。ヒーリングのような音楽を聴きながら入眠もできるし、目覚ましも好みの音楽に出来るし快適な睡眠がとれて良かったです。