目次
3代目 30系 (2013年～)
レクサスISはトヨタの高級車ブランドであるレクサスから発売される、いわゆるDセグメントに属するスポーツ4ドアセダンだ。初代モデルは日本では「トヨタ・アルテッツァ」として販売され、最新現行モデルはそこから数えて3代目にあたる、2013年に登場した30系である。基本的にエンジンのラインナップは先代同様だが、レクサスISとしては初のハイブリッドモデルが加わったのが大きなトピックだった。また、2015年7月に、レクサスのFR車では初となるターボエンジンが追加設定されている。レクサスブランドでは原則としてイヤーモデル制を採るが、年に一度の改良や仕様変更では技術進化や法規対応のスピードに間に合わないため、当代では都度に小変更が加えられている。2016年10月と2020年11月には、いずれもフェイスリフトを伴う大がかりなマイナーチェンジが行なわれており、その都度、フルモデルチェンジかと思うほど大きなデザイン的変貌を遂げているのも特長と言える。
2021年式 IS 300 F SPORT Mode Black 「外観がなんといっても最高にかっこいい」
排気量：2000cc トランスミッション：AT
平均燃費：9km/ℓ
長所：外観がなんといっても最高にかっこいい。
短所：グローブボックスや小物入れが小さい。
評価
外観：★★★★★
室内：★★★★★
走行性能：★★★★☆
燃費性能：★★★★☆
装備：★★★★★
満足度：★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「古き良き車の楽しみを期待している人にはお勧めです。特に一人か二人でドライブを楽しみたい人には、ちょうどいいと思います」
2014年式 300hバージョンL 「運転が楽しいクルマ! 長距離をドライブしたくなるクルマ!」
排気量：2500cc トランスミッション：CVT
平均燃費：16km/ℓ
長所：街乗り(〜時速60km)は、モーターのトルクで快適。コーナリング能力が高い。長距離でも疲れにくい。
短所：車重が重い(峠の上りではバッテリーの充電がすぐ無くなるので尚更キツイ)。発熱の少ないLEDフォグとリアワイパーレスなので、雪の日は視界が悪くなりがち。ミラーが大きくAピラーが太いので、死角が多い。
評価
外観：★★★★★ ヘッドライト別体、巻き上げるようなサイドスポイラーなど個性的で唯一無二のデザインで良い。
室内：★★★★☆ 内装の高級感はCクラス等には及ばないものの、運転に集中できるデザイン。
走行性能：★★★★☆ 車重の重さを感じるものの、前後重量バランスの良さと低重心で運転が楽しい。
燃費性能：★★★★☆ パワーモードで荒く走っても、15km/ℓを下回ることがないのは優秀。
装備：★★★★☆ 2014年式なので安全装備は最新のヤリスにも及ばない。日進月歩の分野なので、ここを重視する人には他の車をオススメする。
満足度：★★★★★ 運転が楽しいクルマ! 長距離をドライブしたくなるクルマ!
このクルマの購入を検討している人にひと言
「走りの楽しさと、他とは違ったデザインを求める方にオススメの車! セダンとはいえ、トランクスルーが出来るので、スノーボードや自転車も乗ります。ハイブリッドモデルならば、CVTフルードをWAKO’S プレミアムスペックに、エアクリーナーをK＆Nに変えるだけでアクセルレスポンスや燃費が激変するのでオススメ! 国産メーカーの良いところは、純正状態に不満があっても車外パーツが豊富なので交換しやすいこと。輸入車と比べて工賃も安い!」
2代目 20系 (2005～2013年)
日本でのレクサスブランド展開開始にあたり、2005年に登場したのが2代目にあたる20系だ。従って日本ではレクサスとしての初代とも言える。基本的にはアルテッツァからのキープコンセプトだが、ワゴンモデルは廃止し、４ドアセダンのみとした。2009年にコンバーチブル2ドアクーペモデルの「IS C」がラインナップされている。プラットフォームは12代目および13代目クラウンなどと共通だが、ホイールベースが異なるため、一部のサスペンションパーツが専用設計されている。日本国内ではエンジンは2.5ℓおよび3.5ℓV型6気筒で、トランスミッションは6速ATとMTが用意された(「IS C」は6速ATのみ)。2007年には5.0ℓV型8気筒と8速ATを搭載した高性能モデル「IS F」が加わっている。また、レクサスはイヤーモデル制度を採ったため、毎年の年次改良が行なわれて進化したのも特長である。
2010年式 IS F 「故障の不安も少なく、ハイパフォーマンスを手頃に楽しむにはもってこいです」
排気量：4968cc トランスミッション：AT
平均燃費：7km/ℓ
長所：大排気量NAならではのリニアで気持ち良い加速感。性能の割に取り回しやすいボディサイズ。レクサスならではの全体的な質感の高さ。
短所：燃費の悪さ(7km/ℓ程度)。純正エキマニの、いかにも排気効率が悪いであろうと分かる取り回し。(仕方ないことは理解しつつも)フロントヘビーによる回頭性の悪さ。
評価
外観：★★★★★ 「微笑むプレミアム」時代ならではの今も色褪せないデザイン。
室内：★★★★☆ 広さは車格なりに。2個目のドリンクホルダーが使いづらい。
走行性能：★★★★☆ 加速は十分かつブレーキ性能も高く、重量感は感じるものの安心して攻められる。
燃費性能：★★★☆☆ 排気量的に仕方ないと思うべき。
装備：★★☆☆☆ 先進機能はほぼ非搭載。マルチが故障するとナビだけでなくエアコンも操作できなくなる。
満足度：★★★★☆ ハイパフォーマンスに加えて国産車ならではの安心感もある。
このクルマの購入を検討している人にひと言
「「国産ハイパフォーマンスFRセダン」という非常に選択肢が限られる中で特にコスパに優れている車種。ATならではのイージードライブもでき、Mモードに切り替えれば電光石火のシフトも可能。故障の不安も少なく、ハイパフォーマンスを手頃に楽しむにはもってこいです。自動車税だけ覚悟しておきましょう」
2012年式 F 「余裕の有るトルクと比較的コンパクトなボデイサイズ」
排気量：5000cc トランスミッション：AT
平均燃費：8.5km/ℓ
長所：余裕の有るトルクと比較的コンパクトなボデイサイズ。
短所：電子制御の介入の多さ、前後ブレーキバランスの不出来、あまり動かないリヤサス。
評価
外観：★★★★☆
室内：★★★☆☆
走行性能：★★★☆☆
燃費性能：★★☆☆☆
装備：★★★★☆
満足度：★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「運転出来る、と操れるは別モノです。この車で上達を考えるのは甘いと思います」
GSE20 後期型ver.L 「東京・名古屋間でリッター14km超えます!!!」
排気量：2500cc トランスミッション：AT
平均燃費：9km/ℓ
長所：路面にもよるが静か。レクサスディーラーがすごく良い(CPO若林店)。燃費が良い。
短所：前期型より改善されているが相変わらず乗り心地が硬い。
評価
外観：★★★★☆ 印象レベルですが他の車より塗装が綺麗な気がします。
室内：★★★★☆ シートヒーター・ベンチレーションが超快適。
走行性能：★★★☆☆ 2000rpm以上から力が出てきます。
燃費性能：★★★★☆ 東京・名古屋間でリッター14km超えます!!!
装備：★☆☆☆☆ 古い車なので…。
満足度：★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「試乗をオススメします」
2007年式 350 version L 「とにかく走りを楽しみたいという方にはオススメです」
排気量：3500cc トランスミッション：AT
平均燃費：5.5km/ℓ
長所：電気モーターのようにスムースなエンジン回転。3.5リッターならではのトルクフルな走り。シンプルな面と線の構成でありながら存在感あるデザイン。
短所：フロントシート座面形状が浅く、ホールドが悪い。ダッシュボードおよびドアトリムのベタ付き。
評価
外観：★★★★☆
室内：★★★☆☆
走行性能：★★★★☆
燃費性能：★★★☆☆
装備：★★★☆☆
満足度：★★★★☆
このクルマの購入を検討している人にひと言
「ISに限らずレクサス車全般に言える事ですが、年次改良毎に体感出来るほど確実に進化をします。特に『走り』に関わる部位のアップデートは素晴らしく、メーカーの想いを強く感じます。レクサスの中でもISは走りにこだわったクルマですので、とにかく走りを楽しみたいという方にはオススメです」
2011年式 250 バージョンL 「すでに中古でしか入手できませんが値段以上の満足度は間違いなくあります」
排気量：2500cc トランスミッション：AT
平均燃費：12.5km/ℓ
長所：大きすぎないFRセダンで日常使いがとても楽な車です。
短所：わかってはいましたが全幅がとても広く駐車の際に気を使う。
評価
外観：★★★★★
室内：★★★★★
走行性能：★★★★☆
燃費性能：★★★★☆
装備：★★★★☆
満足度：★★★★★
このクルマの購入を検討している人にひと言
「すでに中古でしか入手できませんが値段以上の満足度は間違いなくあります。250グレードですと思っているより動力性能は弱いかもしれませんので試乗が必要かと思います」