アウトドアブームもあってSUVをオフルックに仕立てるのが流行りだ。そんなスタイルを人気ミニバンのアルファードで実現してみると‥‥。タフでワイルドな羨望の一台が完成した!
オフスタイルのベース車といえばSUVが主流だが、キャンプなどのアウトドアシーンや、街乗りオフ的なスタイリングが注目されているいま、ミニバンをベースとしたオフ系のルックスも新たなトレンドのひとつとして台頭している。
今回紹介する30アルファード後期は、そんなミニバンでのオフスタイルを具現化した1台。車高は純正のまま、いまどきオフルックのヒットブランドである「デルタフォース・オーバル」の17インチをセットアップ。17×8.0J+35というサイズに「ヨコハマ・ジオランダーA/T G015」の225/65を合わせた。このタイヤサイズは、ハンドルを切ったときにフェンダー内で干渉するのを回避しながらも、フェンダーとのツラもバッチリと決まる。純正車高のままワイルドなルックスを狙えるタイヤ&ホイールのセットアップとして、ぜひ参考にしたい組み合わせだ。
核となる足元にプラスして、アルファードの純正メッキ部分をすべてマットブラックにラッピングしているのも見逃せないポイント。いわゆる「メッキデリート」というコーディネイトで、あえてキラキラ感をなくし、マッシブな雰囲気を底上げしている。
また、ルーフにはルーフラックやシステムキャリアを装着できるベースフット、リアにも積載性を高めることができるヒッチメンバーをセット。今回はマウンテンバイクを積んで、アウトドア感を底上げしている。
エアロパーツや車高調、エアサスによるローダウン、21インチや22インチの大口径タイヤ&ホイールの王道のカスタマイズだけではなく、ミニバンシーンの可能性を広げるオフスタイルコーディネイト。今後もぜひ注目していきたいスタイルだ。
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