新型「レンジローバースポーツ」の受注を開始!特別仕様車「LAUNCH EDITION」が160台限定で投入!

3代目となる新型レンジローバー・スポーツが2022年5月25日より受注が開始された。魅力的なボディラインと先進的なデジタルドライビングアシストによる走破性は申し分のない性能。ラグジュアリーSUVとしての地位を確立させた新型レンジローバー・スポーツについて紹介する。また、特別仕様車「RANGE ROVER SPORT LAUNCH EDITION」も160台限定で投入される。

今回のモデルで3代目となる新型「レンジローバースポーツ」は、その流麗なボディとダイナミックなドライビングレスポンスを兼ね備えた、魅力的なラグジュアリーSUVとしての地位を確立している。

エクステリアデザインは直線的なラインが多用され、ボディのスタイリッシュさに磨きがかけられている。SUV固有の張りのあるボディの特徴が直線的なラインで引き締められ、視覚的に重たいイメージをまったく受けない。

LEDヘッドライトを採用した新デザインのフロントフェイス。LEDヘッドライトがサイドから回りこみ、中央の細めのグリルを通過して反対側へのヘッドライトまでラインが繋がっている。グリルはボディ同色パーツによって上下に分けられており、その剛性感には説得力がある。また、ボンネット部の「LANGE ROVER」のバッジを始め、ヘッドライト周り、グリル、エアインテークのパーツは全てブラック塗装で仕上げられており、スマートなボディ造形をさらに引き締めている。

ボディをサイドから見てもその流麗さは変わりない。オーバーハングは短く抑えられ、ボリュームのある筋肉質なボディとなっている。Aピラーは大きく傾斜してからフローティングルーフは後方に向かって下っている。これによりスッキリとしたラインを強調。また、このボディラインはエアロダイナミクスにも貢献しており、空気抵抗係数(Cd値)は何と脅威の0.29を実現。ボディカラーは完全に2トーンカラーになっている。サイドミラーまでブラック塗装という徹底ぶり。

インテリア

ランドローバーが掲げる「マテリアリティ」戦略のもと、インテリア素材にはサステナブル・ファブリックが採用。抗菌性と通気性を備えながら、視覚的にも美しく本革に並ぶ触り心地を実現している。原材料を節約し、天然資源への依存を抑えたシートは、重量を30%軽減し、製造過程でのCO₂排出量を従来の75%カットという恐ろしい数値に貢献している。後部座席は人間工学に基づいて設計され、レッグルームが31mm、膝前空間が20mm広くなっており快適性も充実している。

触覚フィードバック機能を備えた新開発13.1インチのHDタッチスクリーンを備えた最新のインフォシステム「Pivi Pro」を標準装備。スマートフォンのような流れるような操作はもちろん、画面をタッチしたり押したりする感度の感度までも見分けて操作の確実性を向上させている。運転中の視線移動も最小限に抑えることで安全な運転にも貢献している。

車両ホイールアーチには4つのマイクが設置され、室内に伝わるホイールの振動、タイヤノイズ、エンジンサウンドをデジタルでモニタリングし、車内の計29機のスピーカーから個別にノイズを打ち消すノイズキャンセリング機能を標準装備している。高級ヘッドフォンのように、ノイズと逆位相の信号を発生させることで室内へ伝わる騒音を最小限に抑えて、静寂なパーソナルスペースを作り出してくれる。

空気清浄システムプロ(ナノイーX、PM2.5フィルター付)が搭載され、PM2.5フィルターとナノイーテクノロジーによって室内の快適な空気環境を実現してくれる。出発前に遠隔で車内の空気環境を整えることもできる。

走行性能

パワートレインは3.0リッター直列6気筒のターボディーゼルエンジン(MHEV)を採用。最高出力221kW/300PS、最大トルク650Nmを発揮する。さらに、ランドローバー最新のアーキテクチャ「MLA-Flex」を採用。ねじり剛性33km/degを実現し、先代モデルよりも35%向上。パワフルな走りにも耐える先進的なボディ剛性が実現された。

操舵システムには最新式の低速走行時の旋回性に貢献するオールホイールステアリング(AWS)を標準装備している。リアサスペンションに搭載されたアクチュエーターでリアタイヤをフロントとは逆方向に操舵させることで大きなボディながら旋回直径11mという旋回性能を実現した。これによって都市部での限られたスペースでの駐車も楽に行うことができる。AWSシステムは高速走行時の直線安定性にも貢献する。時速50km以上では後輪が前輪と同じ方向に操舵されることでスムーズで安定した車線変更が可能となる。

ランドローバー初の可変式ダイナミックエアサスペンションを採用。サスペンションの対応幅を操作することでダイナミックな操舵性能と快適性を両立している。さらに、48ボルトの電子制御式ダイナミック・レスポンスプロが採用され、システムが各アクチュエータのトルク出力を緻密に計算する。コンピュータ制御により各アクスルに最大1400Nmのトルクを供給でき、コーナリング時のボディロールを軽減。過酷な路面状況でも快適な乗り心地と応答性の高いドライビングを両立させた。

フィレンツェレッド
ジオラグリーン
サントリーニブラック

■仕様
3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(MHEV)搭載モデル最高出力:221kW/300PS 最大トルク:650Nm■グレード:価格

■グレード:価格   

RANGE ROVER SPORT S:1,068万円
RANGE ROVER SPORT DYNAMIC S:1,119万円
RANGE ROVER SPORT DYNAMIC SE:1,261万円
RANGE ROVER SPORT DYNAMIC HSE:1,364万円
RANGE ROVER SPORT AUTOBIOGRAPHY:1,526万円

特別仕様車「RANGE ROVER SPORT LAUNCH EDITION」

■販売台数
計160台

■主な特別装備
・マイルドハイブリッドテクノロジーを採用した3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリンエンジン
(最高出力294kW/400PS・最大トルク550Nm)
・23インチ専用アロイホイール(グロスブラックフィニッシュ)
・アダプティブオフロードクルーズコントロール
・ブラックエクステリアパック
・フロントセンターコンソール急速クーラーボックス
・空気清浄システムプロ
・Wi-Fi接続(データプラン付)
・オンラインパック(データプラン付)

■メーカー希望小売価格(消費税込)
・ フィレンツェレッド(40台):1,708万円
・ ジオラグリーン(40台):1,708万円
・ ヴァレジネブルー(40台):1,708万円
・ サントリーニブラック(40台):1,708万円

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萬澤 連 近影

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