GMが、持続可能な地域社会の構築に向けて、成長投資とグローバルな事業展開を実施

キャデラック リリック
自動車メーカーからプラットフォーム・イノベーターへと変貌を遂げようとしているGMは、自動車産業の変革のリーダーとして、気候変動、渋滞、交通安全などの重要課題に取り組むため、世界中の顧客と地域社会のニーズに基づいた投資を行っている。

ゼネラルモーターズ(GM)は、自動車産業の変革のリーダーとして、気候変動、渋滞、交通安全などの重要課題に取り組むため、世界中の顧客と地域社会のニーズに基づいた投資を行っている。

GM のシニア・バイスプレジデント兼 GM インナーナショナル(GMI)のプレジデントであるシルパン・アミンは、ミシガン州で2日間にわたって開催されたドライブ&テクノロジー・イマージョンに訪れた世界のメディアに対し、ゼロエミッションと自律走行技術をグローバルに展開し、地球の持続可能な未来の構築に貢献することを約束した。アミン氏は、「私たちのゼロエミッション、全車電動化の未来は、今まさに進行中です。GM はかつてない速さで邁進し、世界中のお客様に私たちの新しい技術を提供することに全力を注いでいます。」と述べている。

先日、GM はミシガン州ウォーレン拠点に、最高級 EV『キャデラック セレスティック』を生産することを発表した。米国では『キャデラック リリック』の先行予約を開始しており、他の市場もこれに続く予定となっている。また、GM は、『シボレー ブレイザーEV』のダイナミックな外観を公開したところであり、『GMC ハマー』の予約はすでに 73,000 台を超えている。『シボレー ボルト EV』と『シボレー ボルト EUV』については生産を増強しており、今年と来年の『ボルト』の販売台数は記録的になると予測されている。

クルーズは、米国の主要都市で無人配車サービスを商業的に運営する、初の自律走行技術の開発企業である。GM が立ち上げたスタートアップ企業のブライトドロップは、完全電動化されたファースト/ラストマイル配送、ソフトウェア、サービスのポートフォリオを提供しており、設立からわずか1年ほどで、すでに配送・物流企業の車両管理システムを変革させている。

充電インフラ、整合性のある規制、適切な公共政策といった新しい社会の実現に必要な要素を構築して、全車電動化への移行を加速させるため、GMは世界中の政府機関やパートナーだけでなく、自動車業界全体とも連携している。

GM の世界市場は、成長投資がグローバルな事業規模をもたらし、その過程で地球と地域社会に貢献できる良好な状況にある。世界市場には EV への強い需要があり、GMの EV を求める顧客が数多く存在している。GM には世界中でチャンスを生かすための人材、投資、強力な財務・商業的基盤が揃っている。

・GMは電気自動車(EV)および自律走行車(AV)の技術開発に350億ドル以上を投資し、世界中でモビリティの未来をリード
・「事故ゼロ、排出ゼロ、混雑ゼロの世界を作りあげる」というMのビジョンの実現に向け、各国の政府機関やパートナーと連携
・あらゆるスタイルと価格帯で運転する楽しさと性能を備えた業界最高のEVポートフォリオを提供
・GMのEV、自律走行、モビリティへの投資は、よりクリーンで安全な地域社会の構築に貢献
・7月、ミシガン州に招待した各国のメディアに、EVの試乗と、世界的に展開する新テクノロジーについてのブリーフィングを実施

これからの展開

GM は、自動車メーカーからプラットフォーム・イノベーターへと変貌を遂げようとしている。これは、世界中の顧客やサプライヤー、パートナーとともに、GM の製品ポートフォリオだけでなく、ベンチャー企業やパートナーシップ、カスタマー・ケアやアフターセールス・ネットワークを通じてさらに拡大していくことを意味している。韓国、中東、南米など、販売台数の多い市場では、EV 事業の近い将来の取り組みについてすでに発表されている。こうした市場において、GM は EV のリーディングカンパニーと、グローバルにより大規模な事業展開で競争する機会を得ることができる。

また GM のストラテジックマーケット・アライアンス・ディストリビューター担当バイスプレジデント兼マネージング・ディレクターのクリスチャン・サマー氏は以下のように述べている。
「今後数年の間に、GM のストラテジックマーケット・アライアンス・ディストリビューター・パートナーシップ(SMAD)は、小規模ながら利益を得られる地域※で、独自のビジネスを展開する計画です。SMAD 地域の多様性と広がりは、GM の成長投資にグローバルな事業規模を実現するための重要な要素になります。事業の変革は SMAD 市場全体で異なるスピードで進み、今日の持続可能な業績と将来に向けた強力な成長戦略という両利きの戦略によって推進されます。」

GMは現在、欧州において将来計画と戦略の見直しとともに、新しい人材を採用しチームの拡大を図っている。欧州の市場と政策により、非従来型のスタートアップビジネスを通じて、モビリティ、ソフトウェア、コネクティビティ、配送、ロジスティクスの分野で、GMは大きなチャンスを得ることになる。

グローバルマーケットへの投資

GM は、現在進行中の複数のグローバル投資とパートナーシップにより、変革をリードし、全車電動化の未来を実現するための資金を提供するだけでなく、すべての人に全車電動化を提供する。

• 画期的で柔軟性を備えた「アルティウム」バッテリープラットフォームは、LG エナジーソリューション(LG)との提携により共同開発されたものである。現在、GM と LG は、4か所の「アルティウム」バッテリーセル生産拠点の建設に70億ドル以上を投資し、 バッテリーセル搭載車両の生産能力を増強している。

• GMとホンダは古くからの連携を活かし、両社のテクノロジーやデザイン、生産戦略を共有し、北米、南米、中国を含むグローバルな規模で、手頃で魅力的な EV を提供する計画を発表している。

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