ポルシェとアウディが150kW急速充電器を相互利用「プレミアム チャージング アライアンス」をサービス開始

ポルシェジャパンとアウディジャパンはこのほど、両ブランドが展開する急速充電器をポルシェオーナーとアウディオーナーが相互利用できる「プレミアム チャージング アライアンス(Premium Charging Alliance)」の新しいロゴと公式サイトを立ち上げ、10月13日より運営を開始した。

ポルシェとアウディのEVオーナーは110拠点121基の急速充電器が利用可能

ポルシェジャパンとアウディジャパンは、両ブランドが展開する急速充電器をポルシェオーナーとアウディオーナーが相互利用できる「プレミアム チャージング アライアンス(Premium Charging Alliance)」の新しいロゴと公式サイトを立ち上げ、10月13日より運営を開始した。

「プレミアム チャージング アライアンス」は、ポルシェとアウディのBEV(電気自動車)モデルのオーナーに向けて、両ブランドのディーラーネットワークまたは都市部に展開する150kW級出力(※1)、CHAdeMO規格の急速充電器ネットワークを統合することにより、日本国内の充電サービスを展開する事業。これにより、2社合わせて110拠点121基(※2)の急速充電器を、両ブランドのEVオーナーは利用することができる。
※1:2022年秋以降より順次150kWへ切り替え予定
※2:設置数は2022年12月末時点。最新の設置数は公式サイトをご参照のこと。

ポルシェ ターボチャージャーは先駆的技術のリーダーであるABB社と共同開発した急速充電器で、パワフルな150kWの出力により、ポルシェ初のフル電動スポーツカー「タイカン」の車載バッテリーを24分で80%(走行距離300km分)充電することができる。日本国内のポルシェセンターのほか、虎ノ門ヒルズ、LINKS UMEDA、あべのハルカス、ヒルトン名古屋、ナゴヤセントラルガーデン、京王プラザホテル、ポルシェの体験型施設ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京を含めると8拠点(14基)が現在も稼働している。

一方、アウディ ウルトラ チャージャーは、1台単独充電時150kW(定格総出力180kW)のパフォーマンスをもつ急速充電器。ただし、現時点の最大出力は、単独もしくは2台同時に充電した場合90kWに制限されており、2023年春以降ソフトウェアがアップデートされ次第、最大150kW(1台単独充電時。2台同時充電の場合には1台当たり最大90kW)のフル充電パフォーマンスを提供する予定となっている。設置数に関しては、10月13日時点で12拠点12基、11月末までに39拠点39基、年末までに52拠点52基設置される予定だ。

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