クライスラーはミニバンを40年以上に渡って販売し、長らく家族使いに最適なクルマを提供してきた。同メーカーは、クラス最高のロードトリップミニバンとしての「クライスラー・パシフィカ」の地位を記念して、特別仕様車 2023年型「パシフィカ・ロードトリッパー」を北米市場で発表した。今回の特別仕様車の車名「ロードトリッパー」は、クライスラーのInstagram、Twitterなどの投票機能で最多得票を獲得した車名から名付けられている。
新型パシフィカ・ロードトリッパーは、ロードトリップカーとして既に確固たる地位を築いているパシフィカに、専用のコンテンツと機能を追加装備したモデルである。クライスラー・パシフィカは、クラス最多の標準安全装備を備え、室内にもApple CarPlay/Android Autoに対応した10.1インチ タッチインフォディスプレイが搭載されている。搭載ソフトウェアには、Amazon Fire TVが含まれており、無線で映像コンテンツを楽しむことができる。
ホイールは、ラスターグレーの20インチ(ハイブリッド車は18インチ)のホイールにブリリアントオレンジのセンターキャップを備えた専用モデルを装着。フロントグリル、リアゲートのクライスラー・ウィングバッジも同様にブリリアントオレンジで強調され、特別感を増している。ルーフには、自転車やカーゴキャリアなど、様々なキャリアに対応するルーフラックを装備している。
ロードトリッパーは、パシフィカ・ツーリングL および ツーリングL ハイブリッドのガソリンエンジン車に設定され、ブライトホワイト、ブリリアントブラック、セラミックグレイの3色のエクステリアカラーがラインナップされている。ロードトリッパーパッケージは、パシフィカ・ツーリングLに約33.4万円、ツーリングL AWDに約29.2万円、ツーリングL ハイブリッドに約20.9万円でオプションとしてラインナップされる。受注は、アメリカ市場向けに2023年第1四半期からの予定。