警笛装着というスペシャル技でクマもシカも裸足で逃げ出す? 超音波が野生動物との衝突を回避するEDO-STAの「動物除け警笛 ver.2」

EDO-STA『動物よけ警笛 ver.2(価格:2480円)』
滅多にないことながらも、特に山あいの道では大いなるリスクにもなる野生動物との衝突事故。この不運な出来事を回避するために、警笛を使うのはどうだろう?

手軽に装着!効果は絶大!動物から大切なクルマを守るアイデアグッズ!

人里に顔を出す野生動物の話題をテレビでもよく見掛けるようになった。ドライブレコーダーによる遭遇映像もネット上で多く出回っていることからも、道路上でかち遭う機会もきっと増えているのだろう。山林が多くの面積を占める日本の土地にあって、ちょっとした移動でも峠道を走る機会は意外に多く、運転時に野生動物と遭遇するリスクも顕著かもしれない。
こういったケースに対する備えとして、衝突時の衝撃を和らげるバンパー等がアフターパーツにラインナップされているものの、避けられるならそれに越したことはないし、そもそも動物の方から逃げてくれれば御の字である。 
実際、こうした回避装置も今までもあるにはあったが、業務用機器が大半で一般のカーユーザーにとっては敷居が高いものでもあった。その点、ここで紹介するアイデアグッズは価格そのものも手頃なら、電源も必要としない点で取り付けもメンテナンスもカンタンだ。
それがカー用品メーカー・ABAのオリジナルブランド「EDO-STA」にラインナップされる「動物除け警笛 ver.2」だ!

2個1セットになる笛本体のほか、台座部分、そして本体と台座を取り外すためのキーも付属。税込2481円。

時速50km/h以上に達すると走行風で自動的に作動

仕組みはシンプルで、走行風を利用した警笛と考えると分かりやすい。しかも50km/hほどの速度から機能してくれるため、ごく一般的なカーユーザーにとっても現実的である。
サイズそのものは小さく、目立たずに装着できるのも良いところ。そしてその警笛自体も、人間には認識されない超音波の高音というから、付けていることが気になることもない。
発せられる音は20kHzで、これが前方400mの範囲に広がることが確認されている。この音が野生動物に届くと、異変を感じて立ち止まらせることができ、のこのこと道路上で遭遇することもないというのがそのリクツ。
都合のいいことだらけで眉唾に感じる人もいるかもしれないが、製品開発にあたっては、北海道科学大学の協力を得たものでもある点に注目。彼の地では、エゾシカとの遭遇が大きな問題にもなっており、製品開発におけ実証試験では、まさにそのような状況でも効果が確認されているという。
モノは試しと、軽い気分でのトライもおおいにアリだ!

走行風が直接当たるために、汚れを落とすメンテナンスも必要。ただその際も、警笛本体と台座をカンタンに外すことができるため、手入れ自体は容易だ。

キーワードで検索する

著者プロフィール

CarGoodsMagazine 近影

CarGoodsMagazine

20世紀創刊!市販唯一のカー用品専門月刊誌
1999年に季刊誌として創刊後、好評を元に月刊化。当時より続…