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空前のアウトドアブームも相まって、近年注目を集めているオフ系カスタム。主戦場となるアウトドアシーンはもちろん、街中にもハマるワイルドでオシャレなスタイルは、車種のジャンルを問わず人気が高まっている。ここでは、そんなトレンドのコーディネイトを実現するために、まずはおさえておきたいポイントをチェックしていくぞ。
(1)WHEEL・力強いデザインで足元からオフ感アップ
オフ系スタイルを狙ううえでは、欠かすことができないのがホイール&タイヤ。この2つを攻めれば、イッキに雰囲気を高められる。ホイールでは、無骨さや力強いデザインや、レトロ系などが人気。デザインはもちろん、カラーも多様化しているので、個性の見せドコロでもある。タイヤの厚みも重要なポイントとなってくるので、車種にもよるが、サイズは純正キープやインチダウンが一般的だ。
(2)TIRE・トレッドがゴツいほど存在感マシマシに
ホイールとマストで揃えておきたいのがオフ系タイヤ。純正よりひとまわり大きなサイズで、車高アップを図るのが定番。大きく分けると、オンロードよりのA/T(オールテレーン)、オフロード特化のM/T(マッドテレーン)、その中間のR/T(ラギッドテレーン)の3タイプ。トレッドのブロックが大きい方がアピール度は高いが、乗り心地や静粛性は犠牲になる傾向。使い方に合わせて選びたい。
(3)HIGHT・純正車高でもOK、アゲればよりワイルド
純正車高にホイール&タイヤだけで十分サマになるが、ちょいアゲ仕様であればさらにワイルドなスタイルに。ノーマルの足まわりでも純正よりも太めのタイヤを履けば、その厚み分だけ車高はアガる。また、ボデイリフト式のキットや各種パーツを組みあわせて、ガッツリ車高をアップするという手もある。
(4)BODY PARTS・ガード類やボディキットで雰囲気アップ
ボディまわりでは、ブルバーなどのアイアン系が鉄板アイテム。専用パーツがないクルマでは、他車種用を流用したり、自作する猛者もいる。また、迫力のあるフォルムを生むオーバーフェンダーも人気。
(5)LIGHT・アクセントにも最適な光りモノ
街灯もないアウトドアで頼りになるライティングパーツは、イメージアップにも効果的。LEDスポットライトやライトバーをはじめとする作業灯、グリル&ルーフのマーカー、丸型フォグなど、種類も様々。
(6)CARRIER・実用性と見た目で効果アリ!
車外に荷物を積むキャリア系アイテムは、積載性能を向上する本来の役割だけでなく、ビジュアル的要素としても有効。例え、なにも積んでいなくても、装着されているだけでカッコいいのだ。
OFF系ギアでさらに完成度アップ!
さらなるレベルアップを図るなら、アクセサリーパーツの導入も検討したい。キャンプやアウトドアで重宝するアイテムが主軸となってくるので、基本的にはお気に入りのギアを適度に追加すればOK。使い勝手も見た目も向上できるから、一石二鳥だ。また、表面がザラついた質感のチッピング塗装で、オフ感をアピールするのもあり。
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STYLEWAGON(スタイルワゴン)2023年11月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]