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2017年3月12日以降に取得した普通自動車免許でも運転できる車両総重量3.5トン以下となるいすゞ・エルフミオ。
そんな若者でも扱えるトラックとして、企業に導入され注目を集めている1台をいすゞ純正用品の開発・販売や、いすゞ商業車用サービスパーツの販売を行っているいすゞA&Sがカスタマイズし、東京オートサロンに出展した。
今回の展示車両はコンセプトトラックの3台。
個人ユーザーをターゲットにしたエルフミオ クロスコンセプト、大型トラックのエアロをモチーフに近未来のトラックをイメージしたようなエルフミオ アドバンスドコンセプト、そしてエルフミオをベースとしてキャンピングカー専用シャシーとして登場したトラヴィオにキャンパーシェルを架装したトラヴィオ エクスペディション・ストライカーだ。
1台いちだいを写真とともに紹介していこう。
オンでもオフでも使えるアウトドアで頼れるトラック
いすゞ・エルフミオ クロスコンセプト
オンタイムの仕事でもオフタイムのアクティビティでも頼れる相棒となるクロスコンセプトは、いすゞA&Sと軽トラ・カスタムの西の雄 ハードカーゴジャパンとのコラボーレーションによって生まれた1台。その特徴はスチールプレートで組まれた櫓(やぐら)状のベースフレーム。エルフミオの長い荷台に2組のベースフレームが配置されており、柱間は国内で流通するパレットを差し込めるサイズに。このほか、全高を抑えた作りのルーフキャリアなど、多くのシチュエーションで「使える」トラックとなっている。
先進的なドレスアップ・カスタマイズをエルフミオに
いすゞ・エルフミオ アドバンスドコンセプト
流麗なエアデフレクターなどのエアロフォルムをまとって街と街の間を駆け抜けていく大型トラック。そんなトラックのかっこよさを普通免許でも運転できるエルフミオに本格的に落とし込んだようなスタイルを持つのがエルフミオ アドバンスドコンセプト。オプション装備にはないスクエアな形状フェンダーパネルや、整流効果を狙ったサイドアンダーパネルなど、未来のトラック的なディテールが散りばめられる。スタイリッシュなリアバンパーはトラックってカッコいい! と思わせるデザインだ。
トラックメーカー、本気のキャンピングカー専用シャシー
いすゞ・トラヴィオ エクスペディション・ストライカー
エルフミオをベースとしたキャンピングカー専用シャシーであるトラヴィオ。長年エルフベースのBe-Camで実績のあるNTB(日本特種ボディー)とのコラボによる架装車がトラヴィオ エクスペディション・ストライカー
PHOTO:川井晴稀