性能も見た目もしっかりキャラクター分け
消滅する可能性もあったヴェルファイア。新型は専用の新グレード「Z Premir」を擁して、威風堂々という言葉が似合う圧倒的なオーラを放ちながらデビュー。ヴェルファイアといえば、「オラオラ顔」の大型メッキグリルをミニバンで流行させた立役者だ。看板の「Z Premir」は、ワイドになった大型グリルの存在感はもちろん圧倒的。しかし、漆黒メッキ加飾などに代表される落ち着き、上質感も与えられている。ヤンチャさは影を潜め、上質なムードも印象的だ。リアビューは、アウディなどが先鞭を付けた横一文字のテールランプが目を惹く。最近のトヨタ車でも積極採用しているディテールで、こちらはアルファードにはないヴェルファイア専用装備。先鋭的な後ろ姿を印象づけている。
「Executive Lounge」は、ガンメタ塗装のフロントグリル、スモークメッキのグリルモール、フォグカバーモールとフロントバンパーにメッキを配色するなど、煌びやかな雰囲気が漂う。文字どおり、VIPも迎えるにふさわしい上質感は損なわれていない。
mier」専用。「Executive Lounge」はメッキ。
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STYLE WAGON 2023年8月号より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]