無いものは自分で作る! 機能性優先のインテリアカスタムも必見【ソロキャンプのススメ】

スノーピークのコンテナが外装に!? ジムニーにソロキャン車中泊しながら狩猟するオーナーの職業は?

フランス料理店のオーナーシェフで、車中泊やキャンプに加え、畑、さらには狩猟までやっている。
非常に興味をそそられる人物の愛車がジムニーシエラ。
人間も興味深いが、その愛車もまた超オリジナリティの塊仕様となっていて、
チェックせずにはいられない1台となっている。

獲物を求めて山深く、時には車中泊も

自衛隊のオリーブドラブカラーで全塗され、ゴツいバンパーやロールバーなどでワイルド&ヘビーデューティに仕上がったシエラ。オーナーのKoinさんはフランス料理店を経営するオーナーシェフ。ジムニーは約4年前に購入。お店で使う野菜などを育てるため、自分で畑もやっているのだが、以前乗っていたエブリイでは畑まで入っていくことができなかったのでジムニーに乗り換えた。狩猟は約3年前から。「コロナの影響で店がダメな時期に、趣味と実益を兼ねて猟を始めました。獲物はマガモなどの鳥がメインです」とKoinさん。

猟場は舗装されていない林道を山深くまで入っていくことが多いので、まさにジムニーは最適な相棒。狩猟期間以外は、畑で野菜を栽培。もともとキャンプも好きなKoinさん、猟の時期には車中泊しながら泊まりがけで獲物を追いかけることもあるそうで、シエラにはそのための装備も搭載。畑、キャンプ、林道が走れて、キャンプや車中泊もできる便利な仕様となっている。

獲物を求めて山中で車中泊。至福のひと時

カスタムされていない所を探すのが難しいくらい内外装の至る所に手が入っているKoinさんのジムニーシエラ。エクステリアは購入後すぐにボンネット、グリル、バンパーをダムドに交換したが、同じ仕様が増えたため、カスタムをスタート。何と言ってもスゴイのは、シエラのカスタムのほとんどが自作であるという点。ホームセンターで購入したアイテムやキャンプ用品などを材料に、自分で加工して仕上げていく。それは普通に手に入る素材を使いながらオリジナルな料理に仕上げていく、まさに料理人ならではの「創作する」という部分につながる。それがクルマという素材で展開されているのだ。しかもカスタムの方向性にブレがないので、色々な物が付いていても「機能のため」、「必要だから」と思わせる統一感や説得力がある。

キャンプ用品や狩猟道具など、たくさんの荷物が積み込まれた車内は、ゴチャゴチャしているようでも、どこに何があるかわかっているので、必要な物はスグに取り出せる。本人からすれば自分の大好きなモノやギアに囲まれているわけだから、楽しくない訳がない。まさに「大人のための遊び部屋」に大変身したKoinさんのジムニーシエラなのだ。

SPEC
●MODELS:スズキ・ジムニーシエラ(令和元年式)
●WHEEL:アメリカンレーシング(16×8.0J)
●TIRE:BFグッドリッチ・マッドテレーン(245/70R18)
●SUSPENSION:F4cm&R5cmアップコイルスペーサー
●EXTERIOR:ダムド•リトルDバンパー加工、自作パイプフェンダー、
 ロッソモデルラダー、ルーフラック&PIAAランプ
●INTERIOR:ドア内張りウッド化、天井革張り、アルミ仕上げ
●TUNING:トラストエアクリーナー

クルマ同様、猟の装備にもこだわりあり!

ソロキャンプのススメ まとめはこちら

OUTDOORE VEHICLE Vol.4 より

[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]

休日はMTのジムニーシエラで! 友人と地元産の食材を持ち寄って、日本酒とバーベキューを満喫!

福島県南会津町にある国権酒造の六代目蔵元である細井さん。仕事も休日も、いつも一緒に出かけるのがジムニーシエラ。しかも最近では希少なMT車!

老舗酒蔵の前で佇むジムニーシエラ、ちょっとレトロな雰囲気が抜群に似合っていた!

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「ゴハンを食べたら冒険したい!」父と娘の相棒「ジムニー」は、最高のアウトドアギアだった!

普段は頑張って仕事に励むお父さん。そして休みの日は家族サービス。そんな時、アウトドアが趣味ならば子どもたちにいいところを見せるチャンス。カスタマイズした愛車で目的地へ出かけ、率先して準備をしたり料理の腕を振るえば、子どもたちから尊敬の眼差しを浴びるはず。そして自然にダイレクトに触れるアウトドアは、子どもの教育にも役立つ。今こそ家族でキャンプ、始めてみては?

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