使い勝手の良い、おしゃれな車内が自慢!
車内の広さが大きな話題となったN-VAN。ワンボックス的なスタイルではなく、オシャレな外観でありながら利便性をかなり考慮された人気のクルマだ。今回紹介するnaoya08さんのN-VANは、外観はアルミホイールとタイヤが交換されているだけ。しかし、中が凄い。
古材風にアレンジした木材を用いて、アメリカンアンティークを4分の3サイズで実現。小物を意図的に配置し、くつろげる空間をおしゃれに演出。車中泊を快適に過ごすことを前提とし、趣味の釣りをするためのベースとなるように、さまざまなアイテムを工夫している。室内の景観を崩さないようにアクセスしやすい収納。サイズ感を重視したシンク。車内から開閉できるようにしたリアゲート。自己主張しないように設置された換気扇。シンクに関して、重視したのはサイズ感だけでなく、使い勝手さも考慮した。釣りで汚れた手を外から洗うことが可能。これらの設備を全てDIYで製作したというのが驚き。
Naoya08さんに、最も大事なツールを3つ挙げるとしたら何? という質問をした。すると、当然趣味の釣り道具、そして車中泊時に使用するタブレット端末、3つ目はN-VANそのものとのこと。彼にとってこのクルマは、特別なものではなく、手に馴染むツールでありパートナーなのだ。
HONDA N-VAN
外観的にはタイヤホイールが変わっているだけのノーマルスタイル。その車内がまさかこんなになっているとは誰も思わないだろう。
HONDA N-VAN
この車内を全てDIYで作ったというのだから驚き! naoya08さんのセンスは抜群。絶妙な4分の3スタイルが、N-VANの室内空間で狭さを感じさせない。
大きな開口部を誇るN-VAN。乗り降りも考慮し、車内からリアゲートを開ける工夫もされている。さらに、車中泊時にかなり便利なロールスクリーンを特注でオーダー。ブラインド機能と網戸機能を併せ持つ、かなりおすすめの装備となっている。
天井にも古材風の板が敷き詰められている。LED照明を配置し、おしゃれな空間を演出。収納も兼ねており、利便性も向上している。
サイズ感を意識した換気扇を設置。全てのアイテムを4分の3にすることを徹底している。さまざまなアイテムがかなりおしゃれだ。
ちょっとした料理が可能となるように、IHのプレートを装備。台座に埋め込むなど、ルックスへのこだわりがここでも感じられる。
かなり使い勝手の良いシンク。サイズ感も抜群で、車内に馴染んでいる。ホース式で、車外でも使用できる便利アイテムだ。
車内の左リア側に配置されているベッドスペースは、長さが約170センチ。車外車内のどちらからでもアプローチできる収納スペースとなっている。さらに、リアでくつろぐ際に、テーブルとして使用できる台座も装備しているのだ。
釣りのアイテムや、車中泊時に使用するアイテムがしっかりと収納できる。かなりスムーズに出し入れできる引き出し式が嬉しい。
ベッド長も変化させることが可能。助手席を活かせば、200センチ近くまで延長できる。内部は収納としても機能している。かなり便利だ。
OWNER naoya08さん(兵庫県)
■ハンドルネーム:@ktm.ktm.ktm.ktm.
今回のN-VANをコツコツとDIYで製作したというnaoya08さん。N-VANのサイズ感がお気に入りで、すべてそこに合わせて作っているのだ。
SPEC
●MODELS:ホンダ・N-VAN
●INTERIOR:自作ウッドインテリア
●WHEEL:ネオキャロ(3.50BX12J)
●TIRE:オープンカントリー(145/80R12)
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OUTDOORE VEHICLE Vol.4 より
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]